2016年11月、7カ国目のデンマーク旅行2日目。
アイスランドからの帰路、再び幻想都市へ。
北欧でも屈指の夜景が見られるという夜のニューハウンを散歩してみる。
そこに広がっていたのはおもちゃ箱をひっくり返した煌びやかな街。
クリスマスムード一色の街にかかる橋には愛で繋がれた無数の鍵。
それは胸が苦しくなるほどの恋人たちが残した愛の南京錠だった!
もくじ
デンマーク【コペンハーゲン】海外旅行記
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|アイスランド旅行記
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デンマーク旅行2日目のエピソード
1.再び降り立ったおとぎの国!メトロに四苦八苦
ホテルは初日と同じパークインバイラディソンコペンハーゲンエアポートホテル(Park Inn by Radisson Copenhagen Airport Hotel)……やっぱり長いよ!笑
コペンハーゲンはおとぎの国と言われるだけあって夜景が綺麗。
ホテルからの眺めだってこの通り綺麗ですよ。
空港に続く地平線がキラキラしてて工場夜景みたい。
アイスランド旅行は僕だけだと心が折れていたかも……死にかけたし!笑
年下なのにしっかりした旅仲間アヤカがいてくれたから無事、火と氷の国を満喫できた気がする。
でも、まだまだ僕らの冒険心は止まらない。
日本に帰国する飛行機までは乗り継ぎ時間だけで約23時間。
時間はほぼ1日あるってことで、一人旅気分で市内観光へ。
メトロに乗ってコペンハーゲンの中心部に向かいますよ……ってホテル周辺の静けさが怖い!笑
メトロのチケットが本当にわかりにくい!
デンマークの交通機関はオートメーション化が進んでいて、ホテル近くのメトロには運転手も駅員も係員すらもいません。
すべて自動で管理しちゃっているから、地元民以外は四苦八苦。
チケットの買い方はもちろん、メトロの乗り方も迷っちゃう。
なおチケットはそれぞれのメトロの乗り場にある券売機で購入可能です。
でもこのチケットの購入がややこしやぁ!
日本のように目的の駅までの運賃で購入するのではなく、エリアが分けられていて、そのエリアごとに対応した範囲のものを購入するのが特徴です。
この利用する駅を事前に調べ、それに対応したエリアのチケットを購入しましょう。
なお、現金もクレジットカードも可能なので、そこは便利です。
「改札がないってことは買わなくても良いんじゃ……」と思うかもしれませんが、ランダムにチケットを検査する駅員がいるので不正はできません。
もしバレたら数万円相当の罰金があるとか……。
2.豪華絢爛な駅舎!コンゲンスニュートー駅
メトロに乗って背の高い北欧人に混ざりながら、今回の旅で自分の成長をヒシヒシと感じる……臆病者もついにここまで来たかぁ。
果てしなく続くアイスランドを訪れて、また1つ成長できた。
アイスランドは絶対にまた訪れたいと思ったし、一番好きな国になりました。
まだまだ余韻を残しながらもメトロでコンゲンスニュートー駅に到着。
ここはコンゲンスニュートー広場にほど近い駅で、デンマークでも利用客数No.1を誇る駅なのだとか。
市内観光の拠点となる駅となるので覚えておくと良いかも。
ストロイエ通りなど人気観光地に向かうのにも便利です。
なんだか切り裂きジャックが出没しそうな薄暗い路地……。
どうやら歩き回っている間に迷ってしまったようだ。
さすがに夜のヨーロッパは雰囲気が違う。
切り裂かれる前にここを抜けないと。
治安は決して悪くはありませんが、ヨーロッパの夜の街歩きは要注意。
3.両岸に広がるニューハウンの夜景
アイスランド旅行で成長した今の僕は無敵かもしれない。
ちょっとした旅の疲れを抱えつつ、哀愁さえ漂わせるほどの背中で物語る。
北欧の夜道を1人で歩けるほど「今の僕に怖いものはない」と膝が笑ってる!笑
迷子になりながら駅周辺を歩き回っているとニューハウンに到着。
コンゲンスニュートー駅からは徒歩3分~5分というところ。
こ、これがアンデルセンの愛した場所。
街灯の光は薄暗く、ほんのりと彩り豊かな街を照らすだけ。
その光を横目にひたすらに歩き、この街の空気を受け止める。
夜景がとても印象的なニューハウンはまさに童話の世界のよう。
童話に不釣り合いな僕も、ここでは主人公になれる気がする。
ロマンチックが止まらない!
ニューハウンにはカフェやレストランも並んでいて、夜も賑やか。
観光客はもちろん地元客も集まり、大人な時間の過ごし方をする。
ちなみにニューハウンとは新港という意味で、かつては廃れてしまった歴史もあるのですが、今では多くの観光船やヨット船が訪れる人気観光地となっています。
情緒漂う雰囲気の中で、薄暗い童話の世界にどんどん引き込まれる。
何とも素敵な北欧の夜。
光を失った代わりに夜のニューハウンは幻想都市へと変わる。
今にも眠ってしまいそうな街をじっくりしっとり歩くだけ。
「足音がうるさくて眠れないよ」と怒られてしまいそう……それほど静けさに満ちた夜。
北欧は治安も気になる人がいると思いますが、平和そのもの。
おとぎの国の幻想的な雰囲気に包まれて、犯罪なんてする気持ちじゃなくなるんだろうね。
北欧は歩くだけで「ここからの角度が良さそう」「こっちから写真を撮ったら綺麗かも」とカメラ小僧の好奇心を駆り立ててくる。
同じ場所を違った角度から見るってとても大切なことですよね。
ここからの夜景なんてまさに幻想都市ニューハウンらしさたっぷり。
これが冬も深まると一面に雪が広がって、より北欧らしい景色になるのだとか。
夜はカラフルなおもちゃ箱のような光景ではないものの、また違う時間を楽しめるので、昼と夜の二面性を楽しみたいならニューハウンへ!
自分の足でその街を歩き、そこを切り取る楽しさ。
これこそが海外旅行の楽しみ方だと思います。
写真が趣味の人にとっては絵になる町ほど楽しいものはない。
自分だけが好きな場所を見つけるのも旅の醍醐味。
淡くも儚く輝く優しい光に包まれ、ニューハウンは絶景に変わる。
僕もこの街、大好きになりました。
……好きになっちゃいました!
4.愛の儀式!繋がれた愛の数だけ南京錠
んんっ?ニューハウンの両岸を繋ぐ橋に南京錠が……。
これは世界中で行われている愛の儀式らしいですね。
何ともロマンチックなことですこと!
恋人たちはここに鍵をかけ永遠の愛を誓う……ひぃぃいぃぃぃいぃ!
非リア充の僕にとっては一瞬で虫歯になっちまうくらいの甘ったるい話。
チッ……恋人たちの熱で心臓が胸焼けしちまいそうだ。
童話の世界だからこそカップルもロマンチックに……ってかい?
はぁぁぁぁぁい!イチャイチャするならホテルに帰ってくださいねぇ!笑
5.北欧の夜は終わらない!素敵な街と恋の物語
北欧の夜はノスタルジックでロマンチック。
数々の童話が生まれたということもあって雰囲気はまさにおとぎ話。
愛の儀式を見せつけられた今の僕にとっては、もう満腹ってくらいですけどね!笑
まだまだ北欧も11月ということで寒い。
身体も冷えてきたってことでホテルに戻りましょうかね。
夜に徘徊する無人電車!
ちなみにコペンハーゲンのメトロは一度チケットを購入すると1時間ほど乗り放題なので、移動はその間にするのがおすすめ。
エリア1~エリア5ほどまであるのですが、僕が利用しているエリア2は1時間有効なので、その間なら運賃も無駄にかかりません!
中心部だとエリア2で行き来できるスポットが多いので、上手く使って節約しながら移動するのがおすすめです!
それにしても、本当に運転手がいないのって怖いなぁ。
駅にも駅員がいないし係員すらいない。
全自動って時代のハイテク化を感じますが、完全に無人というのは怖い。
北欧をはじめ、ヨーロッパは特にインフラが最先端です。
日本では考えられないようなことも普通に導入されています。
そもそもコペンハーゲンは空港ですら人件費を削減しまくりです。
交通機関も今後は自動化が進むと思うので、使い方はマスターしておきたいですね!
デンマークにも素敵な街並みがたくさんあるので、観光には事欠かない。
ぜひ、みなさんも童話の世界を歩いてみては?
まとめ
デンマーク2日目はニューハウンの夜景に心奪われた1日!
それと同時に愛の物語を紡ぐ恋人たちの甘さに卒倒してしまいそうでした。
淡い光の幻想都市は、まさに童話の中を歩いているような感覚。
カラフルな街並みを残すニューハウンはじっくり歩いて観光するのが良し。
童話の1ページをめくるかのように、夜と昼で全然違った一面を見せてくれる街並みは必見!
明日は昼のニューハウン周辺をぐるっと市内観光。
兵隊が闊歩するアマリエンボー宮殿や戦禍の歴史が眠るカステレット要塞を訪れる。
そこには童話だけでは語られないものがあった!
はじめまして。ブログ拝見しました。とても、感動しました。他のブログと違って、写真撮るのものすごくうまいですね。写真の勉強とかされたんですか?参考にしたいので、カメラの性能とか知りたいです。
のあさん、コメントありがとうございます!
ブログをお読みいただきありがとうございます。
のあさんに感動をお届けできてとても嬉しいです!
写真についてもお褒めいただきありがとうございます。
写真に関しては特に勉強などはしておらず素人同然です。
ただ、毎回撮り方は面白くなるように工夫しています^^
カメラはCanonの80Dというものを使っていますが、これはプロ仕様でもなく誰もが使える一眼レフカメラですね!
他にも何かございましたら、コメントいただけると幸いです!