【エジプト旅行】アスワンハイダムと砂漠の蜃気楼!世界遺産アブシンベル神殿【観光4日目】

「砂漠の中……蜃気楼の先に現れた神殿!」

どうも!
蜃気楼という名の人生を彷徨うミイラこと「CHICKEN JOURNEY」のハルです!

2017年11月、12カ国目のエジプト旅行4日目
砂漠の中にぽっかりと浮かぶ大きな大きな水たまり。
そこにはエジプトの命を守るナセル湖とアスワンハイダム。
荒涼とした大地に作られたオアシス。

灼熱の世界を行く旅人を惑わせるのは蜃気楼。
その先で待っていたのは世界遺産アブシンベル神殿。
果てしない時間を超える古代遺跡へタイムスリップ!

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エジプト旅行4日目のエピソード

1.砂漠に広がるオアシス!ナセル湖とアスワンハイダム

飛行機に乗ってひとっ飛び!
やってきたのはアスワンにあるアスワン国際空港。
エジプトはナイル川に沿って世界遺産があるため、周遊するなら飛行機を使うのもおすすめです。

僕が参加したツアーでもカイロから空路での移動でした。
移動時間の短縮になるので、飛行機移動はおすすめですね!
エジプトとは言っても広いので、観光の際には予定の立て方が重要です。

無限に広がる水の楽園!
……エジプトにもこんなに水があったんだ!
想像では砂漠しかないと思っていたから衝撃的だった。
ナイル川はあるけど、こんなに大きな大きな水たまりがあるなんて思っていなかったのです。

ここはエジプトの命を守るアスワンハイダム
高さ111m、全長3,600mという怪物級のダム。
巨大なロックフィルダムで、その役割は毎年発生していたナイル川の氾濫防止と灌漑用水の確保、水力発電など多種多様となっています。

まさに現代エジプトの生命線。
そして、アスワン杯ダムによって作られた世界最大の貯水池兼人工湖がこのナセル湖です。

光を帯びた紺碧の湖は絶景。
心なしか涼しげな風が吹き抜けていく。
今では観光名所としても人気があって、エジプト旅行でも定番。

砂漠を緑化させた場所!
アスワンハイダムで安定した水を確保できるようになったことで、周辺の砂漠は緑化にも成功したと言われています。
自然の驚異にも打ち勝つ人間の力、まさに英知の結晶。

そしてこちらがアスワンハイダムの記念塔となります。
特徴的な5本の柱の間に王冠を模した輪が特徴。
見る角度によって3本に……って本当に5本もある?笑

遠足に来ているという地元の子供たちの姿も!
カメラを持っていると服をツンツン引っ張ってきて「撮って撮って」と言ってくるのが可愛い。

いつの時代も子供たちは純粋で可愛いです。
いつかは子供たちのためにボランティアもしたいなぁ。
こうやって知らない日本人にも興味を持つその好奇心、いつまでも大切に持っていてもらいたいですね。

2.流砂の絨毯に幻のオアシス!蜃気楼を追って……

流砂に飲み込まれる!
これほどまでにきめ細かい砂、他にみたことがない。
ここは偶然通りかかった道に広がる名もなき砂漠……これがサハラ砂漠の一部なのかな?

ふわふわの熱砂に足を入れると飲み込まれる。
まるでそこに何もないかのように足が入る。
裸足で歩いても良いけれど、砂が熱々なので火傷注意!笑

心地よい砂の音に耳を傾けながら砂漠を彷徨ってみる。
どこを見ても、どこに目を向けても広がるのは砂の世界。
全身から吹き出す汗を拭いながら遠くを見つめ、その果てしなさに腰を抜かす。

……ぁあぁあ!
砂に奪われた水分を求めて、身体が勝手に歩き出す。
あそこに水が……遠くにぼんやりと見えるオアシス

こんこんと湧く美しい水に誘われる旅人。
この異様なまでの喉の渇きを早くなんとかしなければ。

もう少しで喉の渇きを癒せる……は……ずっ!
き、消えた……?!

これが砂漠の蜃気楼というものなのか。
逃げ水に誘われながら、枯れそうな身体を引きずる。
追いかけても追いかけてもそこ場所は遠くなるばかり……そして彷徨い続けた旅人はミイラに。

かつて旅人にとってはこれが本物の水に見えたのかな。
砂漠は命を拒絶する場所。
安易に踏み込むと命を落とす。

バスが朽ちた墓場!
砂漠を眺めていると命が砂のように崩れていく。
役目を終えたバスも、砂の中ではまるでミイラのように枯れ果てていた。

万物の生気を奪い取る砂漠の大地
これぞ旅と言いたいところですが、それどころじゃないくらいに喉が渇いた。

ぉぉおぉおお……オアシスだぁ~っ!
まるでゲームの世界に登場するような砂漠の町。
ドラクエで主人公が立ち寄るような場所ですね。

しばらく砂漠を抜けてやってきたのは、名も知らぬ町。
もうここがどこかすらわからないけれど、それもまた旅。

砂色の建物がRPG感を醸し出してくる。
将来、もし家を買うならこういう家にしたい。
そんな妄想、きっと暑さで頭が膨張しているんだな。
変な妄想ばかりが頭をぐるぐる回る……まだ蜃気楼の中なのかな?笑

ノスフェラトゥの喉に流し込むのはエジプトの郷土料理
血を飲んでいない吸血鬼の如く、とりあえず水をがぶ飲み。
料理はどれも薄味だけど、素材の良さを引き出している……とか一丁前なことを言ってみる!笑

素朴な味付けで観光客向けに作った料理とは違う。
エジプトの良さをそのまま閉じ込めたような料理。

3.威厳を放つ!4つの巨像が鎮座するアブシンベル大神殿

神殿の気迫に心臓がバクバク!
やってきたのはアスワンから南へ約280kmのところ。
ガイドのワエルさんもどことなく気合が入っている。
そんな気迫に導かれながら向かうは世界遺産アブシンベル神殿

世界遺産として1979年に登録され、今ではエジプトを代表とする観光名所となっています。
エジプト旅行を計画してから、ここもずっと来たかった場所。

徐々に顔を覗かせる王の遺跡!
徐々に……徐々に見えてきたアブシンベル神殿の全容。
エジプトでピラミッドの次に有名な世界遺産なので、知っている人も多いかもしれませんね。

心臓から溢れる好奇心を抑えるのに必死。
高鳴る胸に鼓動を抑えつつもついつい足早に。

もうその気配が……謎の“何か”が迫ってくる感覚
心の中に埋もれていた1つの夢がまた叶う。

王の風格を放つ4つの巨像!
これこそが世界遺産アブシンベル大神殿
エジプトで絶大な力を持っていたラムセス2世の巨像が並ぶヌビア遺跡。青年期から壮年期までのラムセス2世の像が並び、4つともすべてラムセス2世となっています。

崩れている像はここが建造された7年後の大地震で倒壊。
発見された当時の状態を維持するため、修復はされずにそのまま岩塊が置かれているのも味がある。

ここが発見された当初は4分の3が砂に埋もれていた。
数々の冒険家や探検家、考古学者らがある種の狂気に取り憑かれたように発掘を続け、1815年にようやく入り口を発見したのだとか。

ただ、神殿内部には金銀財宝などはなく、失望した人物もいたとな。

ここアブシンベル大神殿は太陽神ラーを祭神としているもの。
内部にはプタハ神やアメン・ラー神、ラー・ホルアクティ神などが祀られていて、もちろんラムセス2世の像も。

それにしてもこの迫力と威厳。
目の前にするだけでその神々しさに心臓が潰されそう。
もともとはアスワンハイダムの完成で水没する予定だった場所。
ただ、世界的に見ても貴重な遺産ということもあり、1960年にユネスコがヌビア遺跡全体を保護するよう暗躍。

紀元前1264年に作られ、果てしない時間を超えて今もここにある。

こちらがアブシンベル大神殿の内部。
内部の撮影は原則禁止ですが、入り口にいた現地人に聞いてみたところ「入口からの撮影だけならOKだよ……でもチップよこせ」とのこと。
チップがあればなんとかなるのがエジプトのわかりやすいところ!笑

内部もまた神々しい空気が充満。
両手に立つ巨像が今にも動き出しそうな風格を放つ。
遺跡にはレリーフの数々が残り、絵画や彫刻も……。
入り口から約47mの最深部には4つの像が置かれています。

ちなみに1年に2回だけ訪れる神秘の朝日は一大イベント。
ラムセス2世の生誕日に合わせ、2月22日と10月22日の前後数日は朝日が一直線に差し込むよう計算されて作られています。
古代エジプト人は天文学をも凌駕していたのかもしれない。

その時期は世界中の観光客が殺到し半狂乱状態。
ガイドさんもその時期はあまりの混雑ぶりに嫌になるのだとか!笑

ここは世界最大の岩窟神殿
岩肌には壁画も描かれており、古代エジプトの出来事を模した貴重な記録ともなっています。

どうして岩に彫ったのかは不明。
ただ、パピルスでは何千年もの時間に耐えられない。
古代エジプト人は岩こそが幾千年もの時間を超えられるとわかっていたのかもしれない。

憧れのエジプトにはまだまだ謎が残っている。
この国は訪れれば訪れるほど、謎が深まるばかり。
知れば知るほどロマンの濁流に飲み込まれていく。

気をつけなければ……すでにここが砂漠の迷宮なのだ!笑

これほどまでの遺産を残したラムセス2世。
いかにその力が強大だったかが伺えますね。

かつてこの地を統べた王が残した古代の遺産。
エジプトを訪れるのならば、ここも訪れてみてください。
歴史を知ってから訪れると、その感動はひとしお。
アスワンハイダムのように大きな衝撃が待っています!笑

4.埋没していた神秘の遺跡!美しきアブシンベル小神殿

王妃が祀られる場所!
こちらが世界遺産アブシンベル小神殿
2つのネフェルタリの像と4つのラムセス2世の像が交互に立ち並んでいるのが特徴の神殿。

こちらのアブシンベル小神殿はハトホル女神を祭神としていて、ラムセス2世が愛したネフェルタリの像も合わせて祀られています。
ラムセス2世は心の底からネフェルタリを愛していたのでしょうね!
なぜアブシンベル神殿がヌビアにあるのか……それはヌビアこそがネフェルタリの故郷だったから。

……愛する人のためにここまでやってしまう。
ラムセス2世、彼は王の前に1人の男だったということ。
ネフェルタリが本当に幸せだったのかは別として……という闇も込めて。

古代で止まったままの愛!
アブシンベル小神殿は細部まで彫り込まれた岩窟神殿。
その素朴ながらもこだわり抜かれた美麗な建築は、当時の知識と技術の高さの証。

ちなみにネフェルタリとは古代エジプト語で、最も美しい女性という意味があり、その他にも偉大なる王妃や王の母などと呼ばれることも。
一般的に絶世の美女と言えばクレオパトラ。
しかし、このネフェルタリもまた息を呑むほど美しかったのかもしれませんね。

人気漫画「ONE PIECE」のアラバスタ編。
王下七武海のクロコダイルに奪われた国の王女、ネフェルタリ・ビビのモデルとしても知られていますね。

……ぬらぁ!
ここにも現れたな、物売り商人め。
観光名所ならなりふり構わずやってくる。
これも彼らの生業だから文句は言えない……いや、むしろ逆にエジプトの物売り商人たちのアグレッシブさには尊敬の念を抱くほど。

いきなり旧友と10年ぶりに再会したのかというくらいの勢いで「Hey! My friend!」と話しかけてくる。
もちろん、デッドプールのような僕に褐色の友はいない。
愛が彼を呼んだのか、それともギータが彼を呼んだのか。

こちらが断っても断っても、ひたすらお土産を推してくる。
どれだけ推すかと言えば某アイドルの熱狂的ファン並みに!
次第に商品とか関係なく仲良くなり、最終的には他の物売りに「He is my best friend.」と紹介するほどの仲に!笑

他のツアー参加者は無視している人が多かったけれど、悪い人ではないのに無視するのは酷なような気がしてしまう……。
物売りの中には嘘つきもいるし、お金のためだけにフレンドリーなのであって心の底から友達だなんて思っているはずもない。
それでも僕は無視なんてできない。

そもそもそんなに高いものでもないので、お土産を買うことでエジプトの人々に少しでもお金を落としてあげるのが良いのかなと思ったり。

ただ、それと同時に彼らに伝えたい。
店を構えて待っているだけで良いってこと。
日本人はあまりガツガツと売り込まれるより、自分の目で見て良い商品があれば買うって人が多いから……ねっ!マイフレンド!

5.ナイル川クルーズの旅!コンシェルト号に乗船

じゃ~~~~んっ!
今夜からついに乗り込む五つ星デラックスクラス客船。
ナイル川クルーズの豪華客船……とまでは言えないコンシェルト号

もっとボロボロな船での旅かと思っていました。
でもまさかこんなに豪華絢爛なクルーズだとは!
いつか海外旅行でクルーズ旅をしたいって思っていたけれど、エジプトでその夢が叶うなんてね。

ホテルがそのまま船になっちゃったみたいな感じ。
セレブのような豪華客船は一生乗れないと思うけれど、僕にはこの船で十分すぎるほどです。

……もうエジプトの虜!
ホテルの部屋に入り、バフンッとベッドに倒れ込む。
いつまでも蜃気楼の中のような夢のエジプト旅行。
そしてここからはクルーズで3泊4日の旅へ。

部屋は清掃が行き届いていて清潔感抜群。
地上にあるホテルより川上にあるホテルの方が綺麗ってどういうことよ!笑

コンシェルト号……ポケモンのサントアンヌ号みたい。
ゲームの主人公のような旅をしている自分に酔いしれる。
いや、これはもしかしたらただ船酔いしているだけなのかもしれない!笑

そして、あのBGMが脳内再生。
口笛を拭きながらこの先の旅に思いを馳せる。

6.砂漠の夜に咲く宴!熱気渦巻くヌビアンダンスショー

乱れ踊るアラビアンナイト!
夕食後はヌビアンダンスショーに参加。
ここヌビア地方の伝統的な踊りの宴。

ほろ酔い気分でダンスを眺める僕。
しかし、実はこれ参加型のダンスなのです。
人前で踊るなんてできないと思っていたけれど、蜃気楼で頭がおかしくなっていたのか……人前で踊っている自分がいた。

……そこからの記憶はない。
これが黒歴史になることは間違いないだろう。
ただ、覚えているのは踊り子と踊り狂ったことだけ。

まとめ

エジプト4日目は世界遺産アブシンベル神殿で愛を知った1日!
蜃気楼に包まれた古代エジプトの時代にタイムスリップ。
巨大なナセル湖とアスワンハイダムをはじめ、広大な砂漠の中を彷徨いながら幻影に誘われる旅はまた格別。

世界遺産アブシンベル神殿は時間が止まった岩窟神殿そのもの。
王が残したその権力の象徴は、現代に残る不朽のモニュメント。
王妃への深い愛に、王もまた1人の男だったことを知った。

明日は青い街並みが広がるヌビア村へ。
その後はクルーズでコムオンボ神殿を目指す。
まだまだ終わらぬアラビアンな世界の旅……もっともっとエジプトを感じさせてくれ!

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