【アイスランド旅行】セリャラントスフォスとスコゥガフォス!断崖絶壁の鬼ヶ島レイニスドランガル【観光3日目】

「オーロラを追いかけてどこまでも……」

どうも!
オーロラを追う雪国もやし野郎、「CHICKEN JOURNEY」のハルです!

2016年11月、8カ国目のアイスランド旅行3日目
想像を超える大自然を追いかけて、切なく儚い景色の中をひた走る。

雄大なセリャラントスフォスの水しぶきが作り出す氷の芸術。
喉が異様に乾いた人々が集まるスコゥガフォスの滝壺。
鬼が島を彷彿とさせるレイニスドランガルの断崖絶壁。
美しい氷河湖ヨークルスアゥルロゥンに浮かぶ氷の幽霊。

大空を覆うほどのオーロラを求めてハンティング。
雪と氷に覆われた世界を抜け、その先にあったものとは?

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アイスランド旅行3日目のエピソード

1.裏見の滝と氷の芸術!セリャラントスフォス

氷点下に包まれる異世界へ!
ここは地球の果て……ここはどこ?

まだ薄暗いアイスランドの大地をガイドの車でひた走る。
今日はアイスランドに残る自然の絶景を追いかけ絶景ハンティングツアー。
最終目的地ではオーロラを見られるという期待もあり心躍る。

遥か向こうまでどこまでも果てしなく続く氷河の世界
ぼんやりと朝日に照らされる姿は未知の惑星のよう。
深呼吸しながら遠くの世界を見つめる度、この美しさに惚れ直す。

レイキャビクから国道1号線を2時間弱走ったところにある名瀑。
やってきたのはこの国で最も有名な滝セリャラントスフォス
国道1号線からほど近くなのでアクセスも良好です。

発音が難しいアイスランド語ではセリャランスフォスと呼ばれることも。
優しく降ってくる雨のような滝は、断崖絶壁から降り注ぐ天然のシャワー。
マイナスイオンをたっぷり補給したいならここで間違いなし!

ただ、冬のアイスランドで滝行は厳禁ですよ?笑
心臓の芯まで凍って全身砕け散ってしまう。

ひんやりと凍える美しさ!
連日アイスランド旅行を満喫していますが、今日は格段に冷える。
滝の水しぶきで体温も奪われてしまうので防水加工の防寒着が必須です。

このセリャラントスフォスは最大落差約65mほど。
滝の裏側に空洞があることで知られ、夏には裏側から滝のカーテン越しに大パノラマを楽しむ観光客が多いと言われています。

白夜の時期に訪れると、世界でも珍しい幻想的な絶景を楽しめるのだとか。
僕も次は夏のアイスランドを訪れてみたいです!

滝が作る天然の氷世界!
常に水しぶきで濡れているため、転倒者続出警報発令中!
足腰が弱いお年寄りや子供たちも転びまくりなので観光する際は要注意。

まさに天然のスケートリンクです。
間違ってもここでは絶対に走らないように。
アイゼンがないとつるっと転んで怪我をするかも。

セリャラントスフォスの滝は分類としては直瀑というもの。
垂直に水が落ちるため、水しぶきがより周囲に飛び散りやすいのです。
結果的に観光客が立ち入れないほどのつるつるに!

水滴が作る結氷の絨毯!
滝から落ちてきた水滴が作り出す神秘的な光景。
冬のアイスランドは絶景も多いですが、この幻想的な光景も隠れた絶景。

丸みを帯びた氷の結晶が敷き詰められている景色に思わずうっとり。
アイスランドはもともと火山と氷河に覆われていることで川や滝が生まれやすいそうで、このセリャラントスフォスもそんな火山と氷河によって生まれた地形らしいです。

セリャラントスフォスは隆起した地形が生む断崖絶壁から落ちる滝。
滝の裏側に向かって歩いて行くとこの国らしさ満点の絶景が広がる。

なお、滝の裏側を見たいという方は4月~10月に訪れるのがマストです。
この夏の時期には緑が生い茂り、より幻想的な景色を楽しめるのだとか。

ちなみに5月~8月は太陽が沈まない白夜、12月~1月には極夜になるので、それぞれ自分が求めている絶景のシーズンに訪れてみてくださいね。
それぞれ時期によって表情を変える滝を楽しむのも乙ですよ。

氷彫刻の城!
煌めきを帯びた淡い氷が作り出す光景はまるで別世界。
かの雪の女王が魔法で作ったような氷の城がそこにある。

冬しか見られない景色に誘われて氷の階段を上ろうとする僕。
ただし、冬は凍結していて危険なので滝壺への入り口は封鎖中

冬でも裏側まで行けることがあるようですが、どうしても裏見の滝を楽しみたいなら夏に訪れるのがベストかもしれません。

見上げてみると雄々しくも禍々しくも人間を拒絶するかのような迫力。
人間を寄せ付けない自然界の厳しさを轟音とともにお腹の中まで響かせられる。

何が良いって無駄なものが何もないのが良いですよね。
世界的にも有名な観光名所なのに、必要最低限の施設しかない。
アイスランドの良さは、そんなありのままの自然を受け入れて共存しているところにあると思うのです。

ニョロニョロ軍団の再来!
ツアーの場合は滑りやすいポイントでガイドが身体を支えてくれます。
僕みたいに体幹がぐにゃぐにゃな人でも歩けるのでそこは安心ですね。

滝周辺には氷筍みたいなものがニョキニョキしていてこれまた異様な光景。
童心に返って氷と戯れる時間なんて言うのも乙ではないでしょうか。

……集合時間になるもあまりの寒さでトイレへ急行。
しかし、しばらく待っていてもなかなか出てこない。
そんな中、あるアイスランド人のおじさんが「誰も入っていないんじゃない?」と背中をトントンしてくる。

そんな言葉に釣られて扉を開けると……いやいやいや入ってるじゃん!笑

キッとそのアイスランド人のおじさんを睨むと「Sorry!」と大笑い。
僕は苦笑いでトイレの中の人は照れ笑い。
天然なのかは知らないけれど、こういう茶目っ気満点なのがアイスランド人。

ちなみにこのセリャラントスフォスは行き方も簡単なので、レンタカーや路線バスで訪れるというのも良いと思います。
レイキャビク発着の現地ツアーの他、アイスランドをぐるっと周遊できる数日間の現地ツアーもあるので、そちらもチェックしてみると便利です。

2.消えた滝壺!大迫力のスコゥガフォス

アイスランドの滝と言えば、グトルフォスやセリャラントスフォスが有名。
ただ、それらの名瀑に肩を並べるのがこのスコゥガフォスです。

スコゥガフォスはアイスランド最大級の滝で最大落差が約60mほど。
圧倒的な水量を誇る滝で幅が約25mの雄大な直瀑でもあります。

曇天も相まってなのか異世界のような雰囲気を携える風光明媚な景色に息を呑む。
こんなにも自然を生で感じられる国は他にないかもしれない。

荒涼とした冬のアイスランドに悠々と氷河の水が流れ落ちる。
この壮観な滝を求めてやってくるのは絶景を求める旅人や大自然を肌で感じたい観光客、世界を旅するバックパッカー……そして異様に喉が渇いた人たち!笑

スコゥガフォスは滝壺と地面が平行のため、滝壺まで一直線。
滝壺は凍えるような冷気と水しぶきが常に飛んでくる。
全身が凍ってしまうかのような氷の強風に思わずしかめっ面。

岩盤が躍る荒波の大地!
ここは世界でも屈指の大波に乗れるサーフィンの聖地……ってこれ岩なの!笑

苔が生えた岩肌が隆起していて波のような景色。
まるで巨人が掴んで剥がしたような断崖絶壁の絶景。
見たこともない未知の世界だけに、逆に不気味に思えてくる。

岩が波打つ奇景がまた異世界に迷い込ませてくれる!
アイスランドは何度も異世界に連れ出してくれる景色ばかり。

どんどん滝壺に吸い込まれる。
僕もガクガク震える膝を抱えながら前に進む。
凶暴さを増す水しぶきをかき分け、体感温度氷点下20℃の滝壺に到着。

神々しいとも言えるほどの豪壮な滝に腰が抜けそうになる。
……本当は氷で滑って立てないだけなんだけどそれは内緒ね!笑

ひょええぇえぇ……串刺し!
飛び散った水しぶきは雫となりそこにつららができる。
ぽたぽたと降ってくる雫が気持ち良いけれど、つららが降ってきたら串刺しになりそう!笑

山稜フィルヴォルズハゥルスから流れるスコゥガアゥ川の水は特別冷たい。
圧倒的な水量もあり、つららの量も自然と多くなる。
これが自然の営みで作られているものだと考えると、まさに氷の芸術。

全身びしょ濡れ!
いやぁ、もうマイナスイオンどころの騒ぎじゃない。
全身がこんなに濡れたのなんて初めてかもしれない!笑

もっともっと濡れよう!
そして風邪を引いてしまえ!!
……それが生きているってことだ!!!

両手を広げて世界の果てから「生きているぞ」と叫ぶ。
夢見心地だけど、これが現実の世界なのさ。
世界に一歩踏み出せばこんなことだってできる!

馬も凍えるような大寒波!
11月でも放牧しているということは真冬になってもこのまま?
放牧というよりも忘れられているんじゃないかなと心配になる。

このボケ感よぉ!
ボケ感って言っても悪口じゃなくて一眼レフカメラのこと。
今回のアイスランド旅行の相棒はCanonの80Dです。
アイスランドは美しい景色が数え切れないほどあるのでカメラ必須。

この物寂しい雰囲気……みなさんにも伝わると良いなぁ。
切なくて……素敵

ちなみにスコゥガフォスは遊歩道もあり、滝の上には展望台もあります。
ぜひぜひカメラを持って自分が思い描く構図の写真を残してみてくださいね。
こちらもレンタカーや路線バスでアクセス可能ですので、日帰りツアーなどでも訪れてみてください。

3.柱状節理の鬼ヶ島!断崖絶壁のレイニスドランガル

金色の草原とそびえ立つ岩盤!
苔が茂る溶岩と凍てつく氷河を抜けてやってきたのは小さな村ヴィーク
海岸線の奇岩群レイニスドランガルと黒い砂浜ブラックサンドビーチが有名。
この一帯をレイニスフィヤラと呼ぶことも多いですね。

ヴィークはアイスランド南部にあり、国道1号線沿いの町です。
巨大な氷河エイヤフィヤトラヨークトルを横目に長いドライブの小休止。
ちなみに、ヨークトルはアイスランド語で氷河を意味しています。

これは一体?!
地質学者顔負けの神妙な面持ちで岩に触れてみる。
ここは六角柱が連なる柱状節理の断崖絶壁……ここ本当に地球?
そう思えるほど、奇岩が連なる光景は衝撃的。

この柱状節理は世界中に点在しており、スコットランドのジャイアンツコーズウェイやアメリカのデビルズタワーなどが有名。
世界各地で巨人が作った場所とも呼ばれています。

断崖絶壁の鬼ヶ島!
血に飢えた鬼が棲んでいそうな断崖絶壁、鬼の城
未知の惑星に来てしまったような光景は全身を突き刺すような威圧感を放つ。

これぞレイニスドランガルが作り出す屈指の絶景。
あまり有名ではないかもしれませんが、ブラックサンドビーチと合わせて観光を楽しむというのがマストですね。

場所は国道1号線沿いなので観光しやすいのも魅力。
ツアーも便利ですが、ここはレンタカーや路線バスでゆったり観光がおすすめ。

どこまでも広がる黒砂海岸にテンションも上がる僕ら。
でもそんな僕らは放っておいて、見てもらいたいのは奥に広がる奇岩群。

海に浮かぶその奇妙な岩々は石に変えられた巨人と言われています。
現地ではレイニスドランガルと呼ばれ、数々の伝説が残っているのだとか。

海に浮かぶ巨人の岩!
いや、言うなれば鬼ヶ島の灯台というところかな。
現地の人からはキャンドルロックと呼ばれています。
不可思議な伝説が残る奇妙な風景、これは一見の価値あり。

4.氷の幽霊が漂う!ヨークルスアゥルロゥン

長い移動の途中、立ち寄ったドライブインでバーガーを注文。
無類のジャンクフードボーイ、思わず頬に手を当てて唸る。

うみゃぁぁあ!
とろけるチーズに肉汁たっぷりのパティ、ふわふわバンズにカリカリなベーコン。
タトゥー満載のお兄さんが作ってくれたバーガーは絶品
みんな大好き目玉焼きもライドオンして、ポテトもサイドチェストを決める。

ただ、時間ないのかガイドも「まだ食べてるのかい?」と笑顔で急かす!
仕方なくバスに持ち込んで食べまくり。
こういう乗り合いのバスツアーだと時間が常にギリギリ。
ゆっくりと観光を楽しみたいなら自分で回った方が良いかも!

氷の幽霊が漂う氷河湖!
知らない国でどこを走っているのかもわからない。
見たことのない世界が土石流みたいに流れ込んでくる。
淡々と流れる絶景の濁流に飲まれて自分が壊れていく。

海外旅行でおすすめの国と言われたら、間違いなくアイスランドと答える。
無限に続くかのような景色のどれもが素晴らしい国。

すっかり夜になってわからないけれど、どこかに着いたらしい。
バスから出てみるとそこに広がっていたのは雪が滾々と降る真っ暗な氷河湖

ここはヨークルスアゥルロゥンと呼ばれる厳寒の湖。
夜空が反射する明鏡止水の氷河湖に浮かんでいる氷はまるで幽霊のよう。

ゆらゆらと漂う氷山の一角を眺めながらロッジで束の間の休憩。
優しい光を放つロッジは暖房が効いていて心までほっこりしてくる。
雪に覆われたこの場所は心の故郷ということにしておこう。

アイスランドはいつも未知の世界を見せてくれる。
一生忘れないような世界を見てみたいなら、次の海外旅行先はここで決まりでは?笑

そのまま移動して小さな村に到着。
真っ暗でわからなかったのですが、位置的にヘプンという港町かな。

5.世界一美味しい!新鮮ロブスターの絶品ピザ

うまぁぁあいぃ!
世界一美味しいピザはこの国にあったんだ。
新鮮なロブスターをたっぷり入れてバジルを乗せたピザ。
今まで色々なピザを食べたけれど、美味しすぎて泣きそうになるほど。

ここは今夜宿泊するホテルに併設されたレストラン。
ロブスターの濃厚な風味が喉の奥まで流れ込み、快感で腰が抜ける。
そこにチーズのコクが深みのあるバジルソースと絡み合って……極上。

いやぁ、本当に美味し……ん?
日本語が聞こえてくる隣の席に目をやると日本人のカップル。
なんやかんやで仲良くなり今夜のオーロラハンティングを一緒に回ることに!笑

6.曇っていなければ……!朧気に光るオーロラ

オーロラハンターとともに北極圏の奇跡を探しに行こう!
向かったのは荒々しい山々が続く何もない場所。

アイスランドは天気によりオーロラも見られるのですが、まさかの曇天で微妙。

肉眼で確認できるオーロラはなく、残念な結果に。
ずっとオーロラを追いかけていただけに悲し……んんんっ?
ふと何かを指差すガイドの方に目をやるとぼんやりと光るオーロラ。

写真には写っていないのですが幽かに広がっている。
もっとちゃんとしたカメラとレンズなら撮影できたかもしれません。
単純に技量不足で撮影できなかったのが痛すぎます……。

でも、残念な結果だったもののオーロラを一緒に探した日本人カップルとの出会いはには感謝しなくてはなりませんね。
それだけで十分ということにしましょう。

北極圏の奇跡!
オーロラを見ることはできなかったけれど旅先での出会いこそが奇跡そのもの。
出会うはずがない人たちが、その日その時その場所で偶然に出会う。
オーロラに出会う確率よりももっともっと低い天文学的確率。

……上手いこと言って良い感じの話にしたところでホテルに戻りましょう!笑

残念ながらオーロラを見ることはできませんでしたが、アイスランドの自然が作り出した絶景を満喫できたので大満足です。
どこも見たことのない未知の世界だらけ。

自然が好きという人ならアイスランドを訪れるべきです。
運転には注意が必要ですが国道もわかりやすくてしやすいはず。
アイスランド南部は奇跡のような未知の絶景尽くしです。

これぞ僕が思い描いていた史上最大の冒険!
まだまだアイスランドの旅は終わらない。
オーロラを追いかけて、この先も旅を続けよう!

まとめ

アイスランド3日目は銀世界が包む滝や氷河、湖、オーロラを追いかけた1日!
知らない世界が自分の中に流れ込んでくる快感はまさに海外旅行の醍醐味。
奇跡のような出会いの大切さも教えてくれた日でもあった。

凍りつくセリャラントスフォスや異世界のようなスコゥガフォス。
鬼ヶ島のようなレイニスドランガルに黒い砂漠のようなブラックサンドビーチ。
氷が揺らめくヨークルスアゥルロゥンなどなど息を呑むような儚くも美しい氷の世界。

明日は奇跡が織り成す氷の絶景を追う!
目指すはヴァトナヨークトル国立公園に広がる氷の洞窟、スーパーブルーと呼ばれる幻想の洞窟が広がるスカフタフェットル国立公園へ。
さらには青い氷が浮かぶヨークルスアゥルロゥンや透明な氷が打ち寄せるダイヤモンドビーチまで……死んでも良いと本気で思える絶景の旅へ!

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