SNSの格安海外旅行のマルチ商法は詐欺?悪徳旅行クラブの勧誘手口

海外旅行の写真や画像をSNSに投稿していると、突然こんな勧誘が!「海外旅行に最安値で行けて、旅をしながら収入も得られるサービスに興味ありませんか?」……これはマルチ詐欺商法です。みなさん、説明会に誘われても行かないように!ここでは海外旅行のマルチ詐欺商法と勧誘の手口について解説します。旅行クラブなどにも要注意。

もくじ

SNSに蔓延するマルチ詐欺商法

どうも!人の夢を食い物にする詐欺師が許せないチキンジャーニーのハルです!

最近、FacebookやTwitter、Instagramなどで「格安海外旅行ができる」「海外旅行に安くいける」などと勧誘する旅行クラブと称したマルチ商法が蔓延しています。

最初に言っておくと、マルチ商法自体は違法ではありません。日本人はマルチ商法と聞くと「怪しい」と思う人が大半ですが、マルチ自体はビジネスモデルの1つなだけです。

厳密には旅行会員権などを販売するビジネスモデルの1つで、ブラックではなくグレーなのが一般的。だからこそ、この手の業者は堂々と勧誘してきたりします……。

でも、当然ですが旅行会員権などを契約すると無駄に入会費や年会費、月会費がかかり、思い描いた格安海外旅行への夢は崩れ去ってしまうことでしょう。安く行けるなんて夢のまた夢。

海外旅行に行っている人の多くは、一生懸命仕事をしたり節約したり貯金したり、努力して旅の資金を集めています!僕も毎日一生懸命仕事をして、それで得たお金で海外旅行をしています。決して楽じゃないんですよね……旅の資金を集めるのは!

確かに飛行機やホテルを工夫すれば安く旅行することもできるでしょう。格安航空券をゲットして、格安宿を見つければ、意外とリーズナブルに旅行できる国もあります。ただ、最初から何も工夫せずに最安値で旅行できてお金も入ってくるサービスなんてありません!

今やFacebookはもちろん、TwitterやInstagramなどなど、SNSによる勧誘が主流となっています。特に20代の被害者が多いです。甘い話には裏があるので騙されないように。すでに詐欺師たちのウイルスは蔓延している状態です。

厳密には詐欺ではないと主張しているものの、甘い誘惑の被害に遭わないためにも個人個人が気をつけておく必要があります!

SNSで知り合っただけの人が、そもそもそんな上手い話を見ず知らずの人に教えるってだけで……おかしいと思いませんか?

詳しくは「日本の法律は関係ないと主張する海外マルチ事業者とのトラブル」という資料が役立ちますので、こちらもチェックしてみてください。

騙されやすい甘い勧誘手口と流れ

SNSを使ったこの手の勧誘に関しては、幅広い手口が使われています。実はマニュアルが存在していて、勧誘してくる人はマニュアル通りに送ってくるのです。

僕もSNSで定期的にこの手の話が舞い降りてきますが、「ひゃー!これで海外旅行に行けるー!」なんて両手話で喜んだりしません。毎回この手の話をしてくるのは若い人がほとんど。このマルチは若い人を食い物にしています。それも海外旅行に行きたくてたまらない若者やお金がない若者たち……。

そんな海外旅行への夢を利用して商売をしようとしているのが、海外旅行マルチなのです。ここからは勧誘の手口を紹介するので、騙されないように注意しましょう!

1.旅好きとしてメッセージを送ってくる

僕も海外旅行の写真や画像をSNSにアップするようになってから、定期的にこの手の勧誘が来るようになりました!

最初はいきなりマルチの話を持ち掛けてくることが多かったのですが、最近では旅好きとしてメッセージを送ってくることが多いですね。

「旅が好きで年に数回行っています!」みたいな。普通だと本当の旅行好きだと思って返信してしまうでしょうね。でも、相手は僕らをただのカモとしてしか見ていません。本当に旅好きな人はそんなことしません。

怪しいメッセージが送られてきたら要注意です!

2.海外旅行に興味があるかどうか聞いてくる

海外旅行に興味があるか聞いてくるのも詐欺師たちの常套手段ですね。当然、興味がある人でなければマルチの構造が作り上げられないので「興味がない場合はスルーしてください」なんて文言も書かれていることが多いです。

そこで「え!そんな方法があるの?」と思って返信してしまうと、すぐに相手は「よっしゃ!引っかかった!」と思うことでしょうね!

もちろん悪気もなくマルチに参加している人もいるのですが、厄介な話です。マルチは紹介すればするほど儲かる仕組みなので、とにかく相手はこの手の話を紹介することに必死です。

そして、もし契約する人や購入する人が出てくれば、初めてマルチに誘った詐欺師たちにお金が入ってくるシステムなのです。旅行クラブなどでは会費が無料になったり、特典があったりするんですよね。結果、新しく参加した人はさらに他の人も誘う……という構造になっていきます。

完全な詐欺とは言いませんが、僕個人としては悪質なネズミ講と変わらないと思います!

3.格安で旅ができると誘惑してくる

誰もが海外旅行に対しては「高い」と思っているのではないでしょうか。僕もたくさん働いて、ようやく行けて年に数回です。もちろん、それでも多い方だと思うし、人によっては年に1回という人もいますね!

この手のマルチの手法として定番なのが、メリットで誘惑してくるということですね。「格安で旅ができますよ」「働かずにお金が入ってきますよ」という風に誘惑してきます。

怪しさを突いてもデメリットは一切教えてくれず、最終的には「とりあえず説明会に参加してみませんか?」という結論に帰結するのです。

何人も僕をマルチに勧誘しようと誘ってきた偽旅人たちがいましたが、彼らの目的はただ説明会に参加させて契約者や購入者を増やすことなのです。

4.説明会に誘導してくる

マルチ最大の独壇場と言えるのが、説明会と言えます。説明会への参加は強制ではないですが、結局は説明会に参加させるのが彼らの目的となります。

説明会に参加したことがある人から話を聞いたのですが、ある種で新興宗教みたいな盛り上がりだったそうです……。

キラキラした夢のような話を持ち掛けて、説明会では盛り上がっている様子を演出してくるので、その場の空気に飲まれてしまう人も多いのだとか。特に若者であれば流されてしまうことも多いかもしれませんね。

彼らの巣に入ってしまうと、なかなか抜け出すことはできません!

5.自由に収入を得て旅をしている話をしてくる

ビジネスとしてのマルチだと、ただ旅の勧誘をしてくるだけかもしれません。ただ、中には旅をすることがお金になるという甘い誘惑を仕掛けてくることもあります!

僕もこの海外旅行ブログを通して稼ぎつつ、本業のライターで稼いでいますが、正直に言うと旅をしているだけでお金が無限に入ってくるなんて甘い話はありません

ゆとり教育を受けた僕でさえ、世の中がそんなに甘くないことは知っています!笑

旅をしている人って「どうやって資金を集めているんだろう」と疑問に思う人もいると思いますが、決して楽をして集めたお金で旅をしている人というのは少ないでしょうね。

もちろん、マルチに参加している当事者は違いますけどね!

6.誰でも簡単に稼げると説明してくる

海外旅行マルチなら「旅に行く」ということが目的になりがちですが、実は論点をすり替えて最終的に「簡単に稼げる」ということが目的になってしまっていることもあります。

僕が好きな漫画「闇金ウシジマくん」でも丑嶋社長が言っていましたが、お金を稼ぐのに楽な方法なんて1つもありません

僕みたいな一般の人にとっては、少なくとも普通に働いて貯金して、そのお金で旅をするというのが普通ですからね。そもそも誰でも簡単に稼げる方法を、なぜ見知らぬ人に教えてくれるのでしょうか?

答えは簡単です。誘った本人が一番儲かるからです。厳密には、マルチの上層部にいればいるほど儲かるという仕組み。下層部はただの歯車として使われています。

7.好奇心を揺さぶって契約書を書かせる

説明会に参加してみるとわかるのですが、会場は異様な熱気に満ちていることもあります。中には限りなくグレーな勧誘をしていることもあります。

海外旅行マルチの場合は、いかにそのシステムが優れているのかを説明し、好奇心を揺さぶって契約書を書かせようとしてくるのです!

説明会では同調圧力が充満していて、他の人が契約や購入しているのを見て、自分まで「それじゃあ……はい」と流されてしまうこともあります。

契約書を書いたが最後、相手は「自分で購入したんでしょ」と強気になれます。逆に言えば、契約さえしなければ相手も手出しはできません。

8.旅行会員権を売りつけてくる

海外旅行マルチの一番の目的、それは旅行会員権を売りつけることです。これがあるだけで、運営には半永久的にお金が入ってくる仕組みとなっています。

どんなに甘い言葉で「格安海外旅行ができる」「安く海外旅行に行ける」なんて言っていても、とどのつまりは旅行会員権を売るということなのです!旅行クラブなどは特にそうですね。

会員になって運営が上手く回れば、確かに得をするということもあるでしょう。ただ、誘われている時点ですでにランクは下になることが確定し、上を追い越すということが難しくなります。

つまり、もうこの手のビジネスが蔓延している時点で、これから組織に入っても意味がないということなのです。

頻繁に出てくる誘い文句

この手の甘い話では、テンプレートのように出てくる文言が多数あります。

ここからはそんなよく使われているフレーズについて紹介するので、メッセージやコメントに書かれていた時には注意してくださいね!

1.「旅行は好きですか?」

まずは海外旅行について好きかどうか聞いてきます。これは旅仲間として仲良くなろうとしてくる常套手段です!

2.「旅に関する事業をしていて……」

何やら旅に関する事業をしていて、得をしているということをひたすらアピールしてくるのも常套手段ですね。とにかく損がないということを伝えてくるので注意してください。

3.「最安値で旅行に行ける!」

そもそも何をもって最安値を言っているのか知りませんが、勧誘の多くにはこの文言が使われています。海外旅行なんて方法1つでいくらでも最安値にできるんですけどね。何を基準に最安値なのでしょう?笑

4.「旅をしながら収入を得ているのですが……」

旅をしながら収入を得ているなんて夢のように思うかもしれません。事実、そうやって稼いでいる人もいます。ただ、旅をしながら稼ぐ人の多くはブログやSNSを使った広告収入が多いです。何もせずに旅行だけしてお金が手に入るなら苦労はしませんよね。

5.「旅行好きな人と一緒にやりたい!」

本当の旅行好きなら、損得勘定などなく仲良くなれるものです。もちろん一緒にビジネスをするとなると話は変わりますが、この手の勧誘をしてくる人の多くは殺し文句としてこういった言葉で囁いてきます。

6.「特別な知識も技術も必要ない」

ビジネスと聞くと疑う人が多くなったからなのか、最近では知識や技術が必要ないことをアピールする手口も多いですね。

何も必要ないのなら見知らぬ人ではなく身内でも誘えば良いのですが、それをしないということは後ろめたさがあるという証拠でもあります。

7.「説明会に行ってみませんか?」

最後の文言として必ず入っているのがこちらです。もしくは何度かやり取りしてから、最終的に説明会に誘導するようなことを絶対に行ってきます。この文言が出た瞬間にただの勧誘だと判断できるので、無視して良いでしょうね!

海外旅行のマルチ詐欺商法の特徴

この手の勧誘をする人の大半は、何か言われる度に「マルチは違法ではありません」と言うのですが、そもそも旅行クラブなどの海外旅行マルチには怪しい特徴が多いです。

ここからはその特徴についても紹介するので、ぜひそれらの特徴に該当したら疑ってみてくださいね。

1.普通の人から誘われる

海外旅行のマルチ詐欺商法は普通の人から誘われることが多いです。マルチがマルチを呼び、一般の人が誘うことで成り立つのがマルチ商法です。

SNSで知らない人をフォローしたりすることも多いと思いますが、逆にフォロワーになってくれた人の中にはそういう人もいるので、十分に注意しましょう。普通の人に潜んで勧誘してくることが多いです。

2.勧誘とは決して言わない

勧誘とは決して言わないのもマルチの特徴です。怪しく見えないように必死なので、ひたすらにキラキラしている自分をアピールして、興味を持ってもらおうとしてきます。

まぁ、そもそも勧誘している人が「これは勧誘です」とは言わないので、当たり前と言えば当たり前ですけどね!

3.説明に嘘や矛盾がある

海外旅行のマルチでは、説明に嘘や矛盾が多々あります。その嘘や矛盾に気づいて指摘すると「まずは説明会へ」と言われるか、もしくは返事が来なくなって終わることが多いです。

説明がふわっとしていて、あまり的を得ていないことが多いので、具体的に聞いてみてボロが出るようなら、それはマルチですね。

4.重要な情報などは教えてくれない

例えば「具体的にどういうシステムなのか」「なぜ収益が生まれるのか」「どんな人が会員となっているのか」などなど、聞きたいことは山ほどあると思います。

しかし、この手の勧誘では重要な情報はまず教えてくれません。少なくともSNSなどで絡んできている間は教えてくれないでしょう。二言目には「説明会へ参加してみてください」とだけ言い残していきます。

5.説明会の会場から逃がさない

説明会に参加した人の中には、途中で会場から出ようとしたところで止められた人もいるようです。マルチにとっては大切なカモなので逃がすわけにはいきませんよね!

どうにかして会場に止まってくれないか試行錯誤しています。まずは説明会に行かないことが重要ですね。

6.高額な入会費や年会費や月会費

最初は「最安値で行ける」だの「激安旅行」だの、あたかも得をするかのように説明してきますが、実は高額な入会費や年会費、月会費がかかることもあります。

ただ、旅行クラブなどのマルチは「そんなのはすぐに回収できますから!」と言って勧誘してくるのです。当然、稼げなくて入会費や年会費、月会費だけが膨らんでしまう人もいるのですが、そんな事実は隠しています。

実際にあったマルチ商法のトラブル事例

実際にどのようなトラブルがあるのでしょうか?具体的な例がないとイメージができないと思うので、ここからは実際にあったマルチ商法のトラブルについて紹介します。

事例1.稼げると聞いたのに儲からない

SNSなどの投稿を見てみると、あたかも稼いでいるかのように投稿しているアカウントがあります。そんなアカウントに興味を持って連絡したところ、旅行クラブを紹介されて契約してしまった人も多いです。

稼げると言われたのに実際には儲からず、維持費だけが雪だるま式に膨らんでいるという事例があります。

事例2.人を紹介すれば会費が無料になるのに解約できない

旅行クラブなどのマルチでよく行われている手法が、人を紹介すれば会費が無料になるというものです。会員にとって一番のネックとなる会費が無料になれば、負担も少なくなりますよね。

ただ、近年は知識を身につけている人も多く、なかなか勧誘できず、結果的に会費が重荷となり解約したくなることもあります。ただ、一度契約したら解約できない旅行クラブもあるなど、かなり悪質なところもあるのが事実です。

事例3.マージンが得られると思っていたのに受け取れない

人を紹介したりSNSにアップしたりすることでマージンを受け取れると書いていたのに、全然振り込まれないということもあります。中には音信不通になって、会費だけを搾り取られるなんてことも……。

現実的に考えると、そんな美味しい話はないとわかっていても、海外旅行に行きたいという思いで契約してしまう人もいるということですね。

マルチ詐欺の被害に遭わないための方法

マルチ詐欺の被害に遭わないためには、どうすれば良いのでしょうか?こればかりは個人が気をつけるしかありません。

ここからはそういう勧誘があった時にどうすれば良いのかについて紹介します。

1.通報する

警察に通報したところで、実際にマルチ自体は詐欺ではないので、対応してくれないことも多いです。ではどうやって通報するのかというと、SNSの運営に通報するのが良いです。

SNS上での勧誘などは禁止されていることが多いです。特にマルチなどの勧誘は悪質なものが多いため、SNSでも対応してくれています。FacebookやTwitter、Instagramなどにはそれぞれ通報機能があるので、そちらを使いましょう。

2.連絡が来ても返信しない

甘い誘い文句が送られてくると、ちょっと気になりますよね。僕も最初は気になって「ぜひぜひ教えてください!」と返信していました。でも、誰に返事をしたって返ってくるのは「説明会があります」の文言だけ!

心からマルチに参加したいと思っているなら良いですが、そうではない人は無視するのが鉄則と言えるでしょう。

3.誘われてもはっきりと断る

実際に誘ってくる人は、自分が誘った人がさらに他の人を誘えばマージンが入ってくるので、躍起になって誘ってくることも多いです。

ただ、過度な勧誘は迷惑ですし、彼らが一番恐れているのは反感を買って、誰もマルチに参加してくれなくなることです。そのため、一度はっきり断ればもうその人から勧誘が来るということはなくなるでしょうね。

4.クーリングオフを利用する

クーリングオフ制度というのは、もともと悪質な訪問販売などで利用できるものですが、マルチ商法でも利用できます。

不意な契約や不利な契約をしてしまった時、一定期間内であれば無条件で契約解除ができる制度となっています。これを利用すれば解約できます。

ただ、海外旅行マルチの場合は運営が海外となっていることもあり、日本の法律が関係ないと主張されることもあります。事実、マニュアルや資料にはクーリングオフについて明記しているところが多いですが、目を通している人は少ないです。

少なくとも契約するのなら規約やポリシーに関しても、隅々まで目を通しておきましょう!

5.専門家に相談する

この手のマルチ取引では、素人では対応できないことも多いです。まずは消費者生活センターなど、最寄の頼れる専門家に相談してみてください。

その他、弁護士に相談すると解決してくれることもありますし、インターネット詐欺に強い人に相談してみても良いかもしれませんね。

まとめ

マルチは最初に始めた人が一番儲かる仕組みとなっています。つまり、契約したところで食い物にされてしまうだけです。海外旅行に行きたいのなら、自分の力で稼いで行くしかありません!

この手のマルチ商法は圧倒的に20代が引っかかりやすいので、甘い夢の話を持ち掛けられても信用しないようにしてください。旅行クラブなども限りなくグレーなところがあるので、簡単に信頼しないでください。

ここで紹介した海外旅行のマルチ詐欺商法と勧誘の手口を参考に、夢を壊されないよう自分で身を守りましょう!

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