年に4回~5回ほど海外旅行をしている僕は度々「お金がもったいないよ」「お金の無駄遣いでしょ」なんて言われることがあります。
確かに旅行が嫌いな人や興味がない人からすれば、ただただお金を浪費しているように見えるかもしれません。
でも、旅をすることでブログが続けられるし、おかげさまで広告収入から海外旅行のお金を捻出できるまでになりました。
それもブログを愛読していただけているみなさんのおかげ。
そんな大切な大切なお金を使って旅行するわけなので、当然ながら浪費ではない……と思いたいです。
いや、絶対に無駄遣いにはなりません。
ここでは海外旅行はお金がもったいないと言えない理由について僕なりの意見を交えて伝えさせていただきます。
もくじ
海外旅行はお金がもったいない?
みなさんは海外旅行をする人を見てどう思いますか?
単純に「羨ましいな」「行ってみたいな」と思う人もいれば、逆に「もったいない」「無駄遣い」と思う人もいるかもしれません。
僕の感覚では後者よりも前者の方が多いかな!
ただ、どちらの意見も言われることが多いです。
特に身内には「お金がもったいない」と言われますし、友達にも「お金の無駄遣いだろ」と言われちゃうこともあります!笑
その一方で逆に「海外に行ってみたい」「世界って面白い」という嬉しい意見を言ってくれる人もいます。
考え方は人それぞれなのでどう思おうが自由!
僕も他の人が好きなことに対しては真っ向から否定したり批判したりすることはできませんし、むしろ応援したいくらいです。
他人の趣味嗜好を拒否したり拒絶したりする権利は誰にもありません!
僕の考えでは海外旅行をしない方がもったいない。
これもまた僕が思うお金の使い方なので自由。
これは僕が海外旅行に価値を見出しているからであり、価値がないと思っている人にはまったく価値がないというのも事実ですね。
お金は人によって価値がまったく違うもの。
だからこそ、正解も不正解もありません。
僕にとってはお金では買えない以上の価値が海外旅行には詰まっているので、きっとこれから先も旅行はやめられません!笑
海外旅行がお金の無駄遣いと言えない理由
海外旅行はお金の無駄にはなりません。
少なくとも旅行が大好きな僕にとっては、それがどんな旅であったとしても素敵な思い出になることは間違いありません。
訪れた国が少ないなりに僕も様々な国を旅をしてきたわけですが、1mmたりとももったいないと感じたことなどありません。
それはやはり海外旅行にはお金では換算することができない価値があるからだと思うのです。
ここからは海外旅行が絶対にもったいないと言えない理由について紹介するので、無駄遣いだと思う人も読み進めてみてください。
ああでもないこうでもない言っていますが、要はお金の価値なんて人によって違うというのが結論!
1.お金は手段であって目的ではないから
お金を稼ぐために旅をしているのなら、旅にお金を使うということ自体にもったいなさを感じることもあるかもしれません。
ただ、僕は旅をするためにお金を使うだけ!
そもそも「無駄遣い」「もったいない」と感じる人は、お金を主軸に考えているからこそ思考回路もお金のことばかり。
本来、お金など何の価値もないただの紙と鉄。
それにも関わらず海外旅行をお金の浪費だと叩く人は、物事のすべてにおいてお金第一主義になってしまっているわけです。
……旅で得られる付加価値には見向きもしない!
逆に旅を愛する人は旅をすること自体が主軸。
そのため、根本的に海外旅行に対しては「無駄遣い」「もったいない」という基準すら存在していないのです。
お金は目的を達成する手段でしかありません。
お金があって困ることはありませんし、人生において言えばお金の悩みは尽きることがないものだと言えるかもしれません。
お金があるならそれに越したことはありません。
でも、お金を主軸に考えている間は旅に対してだけではなく何に対しても「もったいない」「無駄遣い」と考えてしまうはず!
2.自分なりのお金の使い方がわかるから
海外旅行に限らず、自分の好きなことにお金を使っている人は本当の意味でお金の使い方を知っている人たちだと言えます。
海外旅行のようにただただ好きなことにお金を使うようになれば、世間の軸ではなく自分の軸で考えられるようになるはずです。
実際に僕も海外旅行にお金を使うようになってから、本当に自分に必要なお金の使い方だけを実践すべきだと思っています!
羨ましがられるためにブランド品で全身武装していませんか?
嫌われないために行きたくもない飲み会に参加していませんか?
好かれるためにイエスマンになってしまっていませんか?
「家を買わなくてはならない」
「車を買わなくてはならない」
「服を買わなくてはならない」
……そんな虚無の同調圧力は無視で結構!
こんなものは戦後数十年で生まれただけの基準。
僕は僕自身が納得することにだけお金を使っています。
自分が納得してお金を使っているならそれで良いですが、納得できないものにお金を使うのは正しい使い方とは言えないです。
もちろん税金や年金や保険など、日本で暮らしているとどうしても無駄とも思えるものにお金を払わなくてはならないこともありますけどね……煮え湯を喉にぶち込まれている気分!笑
ただ、人がどうのこうのよりも自分にとっての正しいお金の使い方を知れるという意味では海外旅行も無駄ではありません。
もったいないというよりも本当の意味でお金を何に使いたいのか、それを自分自身がわかってきたのは大きな収穫です。
3.見たこともない絶景に出会えるから
僕の旅のテーマは絶景と世界遺産と秘境です。
見たこともない絶景に出会って感動する瞬間は、どんなに大金を積まれたところで手に入れることのできない時間です。
他人からすれば絶景など興味がないかもしれない。
それはそれで人それぞれなので問題ありません。
でも、僕にとっては絶景を見ることが生きている意味でもあるので、そのためにお金を使うことは浪費とは言えません。
むしろ食べ物や飲み物を買う感覚と同じ!笑
僕もお金があるわけではありませんが、本当に自分にとって価値のあるものかどうか判断する時、お金なんて指標では測定不可です。
4.食べたこともないグルメに出会えるから
日本食は本当に世界一美味しいです!
伝統的な和食はもちろん、B級グルメまでレベルが高くて他国にはない魅力が無限に詰まっていると言っても過言ではありません。
でも、本当の日本食の美味しさを実感したのは、むしろ海外旅行で世界各国の料理を食べた後からだと思います。
食材すら未知の食べたこともないグルメたち。
海外旅行を通してその国の食文化に触れることができたからこそ、本当の意味で日本食の素晴らしさを知ることができたのかも!
日本の料理は食材も新鮮で豊富で彩り豊か。
一方、海外は料理の質も接客も態度もあまり良くない。
だから気づけない人もたくさんいるんだと思います。
僕は基本的になんでも「美味しいね」と食べられる体質ですが、海外に行くようになってからは素直に「美味しくない」と言えるようになりました!笑
そういう食の経験というのは、お金を使わないと得られないもの……決してもったいないわけがありません!
5.現地の人と交流できるから
海外では日本人とわかっているのかわかっていないのか、優しくフレンドリーに話しかけてくれる現地の人もたくさんいます。
日本人を金づるだと思って集まってくることもあるのですが、現地人との国境を越えた交流はお金なんかでは換算不可能!
聞いたこともない言葉を話す現地人との交流は、決してお金では買うことができないもの……人との繋がりだけはお金では買えない。
その日その時その場所にいるからこそ出会える人もいます。
ある人曰く「フォロワーが100万人なら1億円を集めるのは簡単だが、1億円で100万人のフォロワーを集めるのは困難」とのこと。
少し論点が違いますが、要はそういうこと。
現地の人はもちろん、海外を旅している日本人と出会って旅仲間や旅友が増えるという体験はお金では決して買えないもの。
こういう人たちとの出会いは一期一会!
6.話のネタになるから
僕は根暗野郎で人との会話も苦手です。
人の目を見て会話するなんて恥ずかしくて到底できない……もう社会不適合者と呼んでいただいても良いくらいです!笑
そんな口下手な僕であっても、海外に出かけるようになってからは会話のバリエーションが幅広くなったと実感しています。
「海外の話は別に」と思っている人もいるかもしれませんが、中には興味を持ってくれて「それでそれで?」と聞いてくれる人も。
なんせ海外旅行の思い出話はネタの宝庫!
こういう話のネタは普段どういう生活をしているかがものすごく関係し、どんな人生を送っている人なのか一目瞭然。
人間としての深みというのは数えきれない経験を通してようやく手に入れられるもの……だからこそ旅の経験もまた然り。
お金なんかでは自分自身の深みは決して買えない。
……もちろん、僕自身まだまだ深さの足りない厚底シークレットブーツ野郎なんですけどね!笑
7.経験値になるから
人生の経験値はスライムを倒してコツコツ貯めるに限ります!
僕の人生は曲りなりにも人とは違います。
もちろん、どんな生き方をしている人であっても他人と同じ人生になってしまうなんてことは絶対にありえません。
その理由は人の数だけ人生の経験値も違うため。
お金がもったいないかだとか無駄遣いだとかは別として、世界に出ることで経験値を積むことができるのは紛れもない事実です。
最初はスライムにすら苦戦するドラクエの主人公だって世界を旅して強くなっていきますよね!
意気揚々と冒険に旅立ったのに、ジャミとゴンズにはけちょんけちょんにされてゲマにはこてんこてんにされてしまう。
でも、経験値を積んでいけばパパス並みに強くなれる。
海外旅行というより人生そのものがドラクエ……いや旅こそが人生!笑
人生ではパパスも助けてくれません。
自分で経験値を積むしかありません。
海外旅行はまさに未知との遭遇!
その冒険の先に見えるのが自分だけの成長。
その経験は決してお金で買うことなんてできません。
8.譲れないものを見つけられるから
自分にとって「これだけは譲れない」というものはあるでしょうか?
こんなことを言ったらITベンチャー企業の胡散臭い演説みたいになってしまうのですが、僕にも絶対に譲れないものがあります。
僕にとって譲れないもの……それが海外旅行!
旅をしている時だけは本当の自分でいられます。
そういう誰にも譲れないものこそ大切です。
他人が何を持っているかなんて関係ない!
どうしても他人の芝生が青く見える人は、きっと誰にも譲ることのできないものがまだ見つかっていないのではないでしょうか?
他人なんて自分には関係のないこと。
どう思われようが自分のスタイルを貫けばそれで良し。
事実、海外旅行は臆病者の僕にとって本当に恐ろしい壁……道のど真ん中で寝ているカビゴンと同じくらい大きい壁でした!笑
でも、そこは譲れないからこそ突き進む。
譲れないものはお金では決して見つけられません。
9.一生の思い出になるから
海外旅行は一生の思い出になるもの。
僕も人生で初めての海外旅行だったグアム旅行のことは忘れませんし、その後に訪れた国のことはすべて覚えています。
きっと何十年経っても忘れられないはず!
海外旅行の思い出はプライスレスです。
お金で旅行することはできても、現地で何が起こるかまではお金ですべてコントロールするということなどできません。
思い出は自分だけに許された心のアルバムです。
自分が体験した旅の思い出は消えません。
それこそ自分が死ぬまでは永遠の思い出!
一度しかない人生なんて言ったら大袈裟かもしれないけれど、僕は死ぬまでに未知の世界をもっともっと体験してみたい。
そんな一生の思い出を残せるのなら海外旅行も安いもの。
もちろん、海外旅行だけが一生記憶に残るということではないですし、何気ない日常の中にも素敵な思い出はたくさんあります。
ただ、他にない特別な経験ができる海外旅行は大金を払ってでも体験する価値があるものだと思うのです。
10.いつ死ぬかわからないから
人はいつか絶対に死を迎えます。
生きている以上はいつか必ず……。
でも、肝心なことにいつ死ぬか誰にもわからないというのが、この人生ってやつの厄介なところだったりします。
もしかしたら老衰で大往生かもしれません。
ただ、逆に10年後に迎えが来るかも。
いや1年後……いやいや1分後かも!
子供の頃、死に対して異様な恐怖を感じたことはありませんか?
自分がいつか息絶えて消えてしまう恐怖。
いつか死んでしまえば何もかも消える。
この世界で生きているからには確実に死へのカウントダウンが始まっているのです……人間誰しも生まれた時から死刑囚!
だからこそ残りの命で好きなことを燃やし尽くすべき。
極論を言えば、お金がもったいないだとか無駄遣いだとかそういう世界の話ではなく限りある命を何に使うかということ!
そこでお金のことなんて考えなくて良い。
生きるためにお金は必要ですが、生きている間にいかに自分が楽しいことができるか……それが大切なんじゃないでしょうか?
他人にとやかく言われようが好きなことをしてください。
僕はたまたまそれが海外旅行だっただけで、他にもやりたいことや叶えたい夢が数えきれないほどあります。
いつ死ぬかわからないからこそ追いかけるのみ!
お金の価値は人によって違う!
僕は1万円もするTシャツを欲しいとは思いません。
5,000円でも高いと思うし、3,000円でもなかなか手が出ない……もしかしたらただの守銭奴なのかもしれません!笑
実際に何百万円何千万円もする高級時計や高級車は頑張れば手に入れられるけれど、そんなものいらない。
なぜなら僕にとっては価値のないものだから。
僕からすれば高級時計も高級車も0円と一緒!
そこに意味を見出さなければ、価値なんて途端に消える。
海外旅行を「もったいない」「無駄遣い」という人は、そもそも海外旅行に価値を見出していないのでそう思うのも当然です。
逆に、僕が興味のない高級時計や高級車というのも僕にとっては価値がないので「もったいない」「無駄遣い」と思ってしまいます。
つまり、もったいないだとか無駄遣いだとかの基準で考えるのは常に表裏一体の関係にあるということです。
僕にとってはアメリカやアイスランドで絶景を見たり、台湾やカナダで絶品グルメを食べたり、エジプトやトルコで現地の人と交流したりすることこそ何万円も何十万円もの価値がある!
旅好きな人たちもきっと同じだと思います。
人によってお金の価値は0にも100にも変わる!
ビバリーヒルズの豪邸で暮らす人とキベラスラムのバラックで暮らす人……きっとお金の感じ方は天と地ほどの差があるはず。
紙切れ同然の1,000円なのか、はたまた命を繋ぐ1,000円なのか。
他人にとって大切なものは、僕にとっては価値のないものかもしれない。
僕にとって大切なものは、他人にとっては価値のないものかもしれない。
自分にとって本当に価値があるかは自分で決めるしかない。
つまり、他人に自分の大切なものの価値を決めさせるなってこと!
例えば、使っている食材も設定されている値段もわからないレストランで食べた料理がとても美味しかったらどうでしょうか。
どんな富裕層でも貧困層でも、何もわからずに食べた料理が美味しければ、金額や材料に限らず美味しいという感想だけを抱くはず。
人が決めたから美味しくなるんじゃなく、自分で美味しいと感じるかどうかなんです。
日本では特に周囲の評価や評判、口コミやレビューを見て右往左往してしまう人が多いのではないでしょうか?
僕も映画を観て「何これめちゃくちゃ面白いじゃん!」と思っても、そういうサイトやホームページを見ると酷評されていることが……ゾンビ映画面白いのにさ!笑
でも、自分が面白いと思ったらそれで良いんです。
他人の意見で自分の意見も揺らぐのは危険。
高価なものにしか価値を見出さない人もいるかもしれません。
逆に自分が良ければ安価なものでも価値を見出す人がいます。
それはその人の価値観だからそれで良し。
本当に価値があるかどうかは人によって変わるもの。
お金を使う際には自分にとって価値があるかだけ考えれば、他人の意見など気にしなくて良いのです。
まとめ
僕のように考えすぎる性格の人は、海外旅行をする時も人の意見で「もったいないのかな」「無駄遣いなのかな」と思うかも。
でも、僕はそうは思わないし思いたくもないです。
旅をすることでしか得られない体験は必ずある。
お金の価値は人によってそれぞれ。
だからこそ自分にとって本当に価値のあることにお金を使うのなら、もったいないことも無駄遣いになることもありません。
お金は目的ではなく手段なので、そこを履き違えないように。
ここで紹介した海外旅行はお金がもったいないとは言えない理由を参考に、自分にとって本当に価値のあるものを見つけてください。
旅行に限らず、自分の好きなことをすれば良いんです!