海外旅行の必需品といえば腕時計ですよね。
スマホで時間を確認する人が増えたことで腕時計を持っていく人も減少傾向にありますが、やはりすぐに時間を確認できるのは便利です。
ただ、国によっては腕時計も高級品……狙われてしまうかも!
しかし、ブランド品を持参する人は数知れず。
そこで、ここでは海外旅行の腕時計が安いので十分な理由を解説し、合わせてブランド品がおすすめできない理由も紹介します。
海外に持っていく腕時計選びの参考にもなると思います。
海外旅行では高級品こそ落とし穴。
ギロチンのように鋭い眼光が襲ってくる。
どんな腕時計を持っていくべきか、まずは一緒に考えてみましょう。
もくじ
海外旅行の時計は安いので十分!
海外旅行に持っていく腕時計、迷いますよね。
僕はセイコーが販売しているワイアードの腕時計が相棒。
もうかれこれずっと同じ腕時計を使っています。
単純にデザインに一目惚れして購入したのですが、重厚感と存在感がありながらも庶民派な価格帯ということもあっておすすめです。
価格帯としては1,4000円~27,000円ほど。
日本でも普段使いとして愛用しています。
ただ、海外旅行に持っていくならもっと安いので十分。
それこそ1,000円くらいの腕時計で十分!
あまりにも高級な腕時計は逆に危険です。
実際のところ時間さえわかれば問題ないので、機能だけなら安物の腕時計やパソコン、スマホ、タブレットでも代替可能です。
リスクがあるのに持っていくのは避けましょう。
おしゃれしたくても我慢してください。
事実、海外でも名の知られているロレックスやオメガ、タグホイヤーなどを現地に持ち込むのはおすすめできません。
海外で盗難に遭ってしまう確率も高め。
強盗に遭遇することも……腕ごと奪われても文句は言えません!
海外旅行に持参するなら安価な5,000円以内の腕時計にし、それ以上の高価な腕時計はくれぐれも持たないように。
高級時計ブランドが危険な理由
高級時計は日本ではある種のステータス。
いや、厳密には時計がステータスだった時代は数十年前に終わってしまったのですが、それでも高級時計に憧れる人は数知れず。
僕も高級時計が似合うならバシッと着こなしたいところですが、単なる庶民の僕が身につけても豚に真珠……いや豚にダイヤモンド!
無理に背伸びして着飾ったりはしません。
そもそも海外では未だに日本人のことをお金持ちだと思っている人も多く、高級時計を身につけていると危険です。
ロレックスにオメガにタグホイヤー……さらにはパテックフィリップにオーデマピゲ、ヴァシュロンコンスタンタンなどなど。
これら海外で高級時計ブランドを持つのは自殺行為!
ここからは高級時計ブランドが危険な理由を紹介します。
海外では身につけているだけで危険がいっぱいなので、くれぐれも持ち歩かないようにしてくださいね。
1.盗まれるから
高級時計は泥棒たちの大好物。
有名高級ブランドの製品であれば数十万円は当たり前で、モデルによっては数百万円や数千万円のものもあるほど……家が買えるっ!
訪れる国によって違うのは当たり前のことですが、国によっては一生暮らせるほど価値のある腕時計も実際にあるわけです。
それを持参するのは「盗んでください」と言っているようなもの。
海外では現に盗まれた人もいるほどです。
2.失くすから
慣れない海外旅行では普段の行動とは違った行動をしてしまうことも多く、気づけば腕時計を失くしてしまっている人もいます。
移動や観光の疲れが蓄積すると余計に。
盗難であれば海外旅行保険も適用できます。
しかし、一部のクレジットカード付帯の海外旅行保険の中には、本人の不注意によって紛失したものには適用されないこともあるので要注意。
高級時計のように何十万円もするようなものを紛失するだけならまだしも、それが何百万円何千万円となれば……冷や汗も止まりません!
3.汚れるから
海外は日本のように衛生的ではありません。
国によっては衛生面が劣悪な国もあります。
海外旅行では腕時計に限らず、身につけているものが汚れることなど日常茶飯事で、こればかりは持参した本人の責任となります。
気づけばかなり汚れていることもあるほど。
僕のは高級時計ではありませんが、一生懸命働いて買った腕時計が汚れてしまったのを見て思わず「やっちまった」と嘆きました。
4.傷がつくから
海外旅行中は夢中になっていることもあり、腕時計が傷だらけになっているなんてことも普通にあったりします。
僕の時計も歴戦の海外旅行で古傷まみれ!
文字盤のガラスは傷つかないよう加工されているため、時間が読み取れなくなるほど傷つくということはまずありえません。
しかし、本体が傷だらけになることも。
こればかりは高級時計だど悲惨ですよね。
その傷は旅をした証なのである意味では勲章。
だけれども、高級時計だと笑えません。
精密な高級時計ほど衝撃に弱いので乱暴厳禁。
5.壊れるから
金属の天敵である海の潮風、寒暖差が激しい砂漠の砂嵐などなど精密機械にとっては厳しい環境が海外には数多く存在します。
高級時計は繊細なものもあり、壊れてしまうことも!
せっかくの海外旅行に高級時計を持参したとしても、それが秒で壊れてしまったらその後のテンションもだだ下がりですよね。
有名高級ブランドの製品であれば頑丈なものも多いですが、それでも海外では壊れる確率も高いので持ち歩かない方が安心です。
海外に持っていきたい理想の腕時計
海外旅行には安いので十分とは言いましたが、それではどんな腕時計を持っていくのが理想なのでしょうか?
理想は人それぞれ違うはずです。
ただ、海外で持ち歩くことを考えると加味しておきたい要素があるのも事実なので、それらについて紹介したいと思います。
ここからは海外に持っていきたい理想の腕時計を解説します。
あくまでも海外ではデザイン性より機能性。
特別な旅であればあるほどおしゃれがしたいという気持ちもわからなくはないですが、まずは使い勝手の良さで選んでみてくださいね。
ここで紹介することがそのまま選び方に繋がっていくので、海外に持っていく腕時計に悩んでいる人は、選び方の参考にもなると思います!
安くてもおしゃれなものもあるので、そこはあえて安いものから探して旅の相棒になってもらうというのも良いかもしれませんね!
1.安いもの
海外旅行の腕時計は安いので十分です。
記事の本題でもあるのですが、海外旅行に持っていく腕時計はそれこそ1,000円~2,000円くらいのもので十分だと思います。
代表的なメーカーのものだとカシオが最適。
海外に行く人の中でもカシオは人気ですね。
このメーカーは高級時計も販売していますが、チープカシオシリーズなら1,000円前後から購入できる腕時計も多数揃っています!
安ければ盗まれようが失くそうが安心。
汚れても傷ついても壊れても納得できる。
強盗に遭っても躊躇なく渡せちゃいます。
中には1年ほど海外に滞在している間、ずっとチープカシオの腕時計だけで過ごしていたという猛者もいるほど。
2.軽いもの
海外旅行の腕時計が軽いものがおすすめ。
正直、海外にいると腕時計すらも邪魔。
せっかく日本という窮屈な世界を飛び出したのに、飼い慣らされた犬の首輪のように……腕時計に縛られるのはごめん!
長時間の移動や観光では腕時計の重みで腕が疲れることもあり、空気人形の僕にとっては腕時計すら重く感じてしまいます。
身につけていることを忘れるくらい軽いものがあれば最高。
3.丈夫なもの
海外では腕時計が壊れることもあります。
現地で修理に出すという人もいますが、実際に海外で修理に出したまま消えるというトラブルが多発しているのでおすすめできません。
最初から持っていくなら丈夫なもの。
それこそ海外ではリゾートに行く人や砂漠に行く人もいるため、潮風や砂嵐で壊れるということも少なくありません。
できれば防水で防滴かつ防風で防塵ものが理想!
4.見やすいもの
海外では見やすさも重視しておきたいです。
時間を知るという本来の目的を第一優先にしたいので、デザイン性などは二の次……視認性に優れているものを持っていきましょう。
特に白い文字盤に黒い文字がおすすめ。
要は時間さえわかれば良いので、ぐにゃぐにゃっとしたフランクミュラーのようなデザインは避けておくべきです。
理想の腕時計はシンプルなもの……シンプルこそ正義!
5.太陽光で充電できるもの
海外旅行中に電池が切れることは稀です。
ただ、万が一電池が切れてしまった時に交換しようと思ってもできないことがほとんど……最後には「日本に帰ってからでいい」と思うはず。
特に長期の旅行にはソーラー腕時計がぴったり。
太陽光で充電できれば電池交換も不要です!
環境に優しいのはもちろん、手間も面倒もなし。
数年かけて世界一周など長い旅行をする予定の人であれば、ソーラー腕時計があると心強いのではないでしょうか。
大手通販サイトでは3,000円~5,000円ほどで手に入るものもありますので、旅行前に選んでおくというのもおすすめです。
まとめ
海外旅行には高級時計を持っていくという人もいるかもしれませんが、普通の旅行であれば安い腕時計で十分だと思います。
それこそイベントやパーティーに出席するならある程度のドレスコードは必要ですが、ただの海外旅行なら1,000円くらいので十分。
下手に高級時計を持っていくのは危険です。
むしろ安くて軽くて丈夫なものが理想ですね。
できれば見やすくて太陽光で充電できるものだと完璧。
ここで紹介した海外旅行の腕時計が安いので十分な理由を知り、高級時計ではなく旅行用の時計を選んでくださいね。
選び方に迷った人は使いやすさを重視しましょう。