世界の幸せな国ランキング!その理由と日本の順位や幸福度が低いのはなぜか考察

「幸せな人が多い国ってどういう国?」

どうも!
いつも「幸せって何?」と考えてしまう「CHICKEN JOURNEY」のハルです!

あなたは幸せですか?
そう聞かれて「幸せだ」と心の底から言える人、意外と少ないはずです。
幸せかどうかは長い人生の一瞬一瞬で変わるのではっきりとは言えません。

また、幸せの形は人それぞれなので正解も不正解もありません。
ではどういう国が幸せなのかと知るため、ここでは世界の幸福度・幸せ度ランキングを紹介します。

そこから見えてくる日本の幸福度が低いのはなぜなのかについても考察。
日本はまだまだ幸せな人が多い国から学ぶべきことも多いのかもしれません。

日本での幸せのあり方とは?

海外旅行をしていると自分の幸せについて考えさせられます。
世界一周をしている人の中にも、そういう自分だけの人生を見つけるために旅立った人も多いかもしれませんね。

日本は海外から見ると恵まれているところも多く、幸せな人もいます。
ただ、本当に幸せな人ばかりなのかと言えば、実はそうではないようです。

あなたは幸せですか?

こう聞かれると答えがわからなくなってしまう人も多いですよね。
僕自身も何をしているのが一番幸せなのかはわかりません。
幸せな時もあれば不幸せな時もあるのが人間ですし、幸せの形は人によって違います。

だから自分にとっての幸せを探すのですが、たまに見失ってしまう。
ここからは日本人であることの幸せのあり方について考えてみます。
幸せは目に見えないものなので、まずは気づけるかどうかが重要です。

1.日本に生まれる確率

さて、この世界で日本に生まれる確率を知っているでしょうか?

結論から言ってしまうと、答えは約1.6%です。
2019年の世界人口が約76億人、日本人口が約1億2,000万人

今後世界人口が増加して日本人口が減少することを考えれば、日本に生まれる確率はもっと低くなります。

そこのスマホゲームでガチャを引いているあなた!
1.6%で超激レアキャラを1発で引くことはできるでしょうか?
かなり厳しい条件だと思うのではないでしょうか?
人生はリセマラできません。

自分の人生はたった一度だけ。
自分が生まれる確率すら奇跡的なのに、その中で日本に生まれるだけで幸運。
もちろん、逆に日本に生まれたからこそ不幸になっている人もいるかも……。

ただ、海外に比べると日本というステージはイージーモードです。
戦禍が渦巻く外国の紛争地がステージならハードモードかもしれません。

日本は美味しいものがたくさんあり、美しい自然や驚くような歴史、治安の良さ、経済的な豊かさなどがあります。
それは当たり前のように僕らが食べて見て寝て感じているもの。

それができるのは日本が世界的に見ても豊かだからです。
いわゆる先進国と呼ばれるものだからとも言えます。

ちなみに先進国と呼ばれる国の人口は約12億人
それを世界の総人口で計算すると先進国に生まれる確率は約16%

近年、高度経済成長を迎えている国が今後先進国になることを考えると、恵まれた国に生まれる確率自体は今後増えるかもしれません。
もちろん、先進国すべてが幸せとは言いません。
男女の恋愛や結婚も国によって違うので厳密な数字ではありません。

だた、後進国と呼ばれる国に生まれる確率は約84%もあります。
発展途上国に生まれたから不幸になるとは言いませんが、少なくとも今のような暮らしをするには日本と同等の発展した国に生まれる必要があります。

日本に生まれるということは当たり前のことではないのです。
事情を抱えた国の人から見れば、気絶してしまいそうなほど幸せな条件が揃っているのが日本なのかもしれませんね。

でも、それに気づいていない人が多いです。
当たり前になりすぎていて奇跡のような確率を実感できていないだけかも。

説教のようになってしまったのですが、それほど日本に生まれるというだけでも奇跡なのです。

2.幸せに気づくということ

幸せの形は人によって違います。
お金を稼ぐことが幸せな人もいる。
ご飯を食べているだけで幸せな人もいる。
趣味に没頭しているだけで幸せな人もいる。

幸せかどうかなんて人にとって違います。

でも、世界にはそれすら許されない人もいます。
その逆で何でも幸せに感じられる人もいるかもしれません。

「その国の人じゃないからわからないよ」という意見もわかります。
でも、幸せであるということに自分から気づこうとしなければ、もしかしたらその人は一生幸せにはなれない可能性があるのです。

ある国では食べるものがなく、ただ空腹を耐え忍んでいる人がいます。
ある国では仕事がなく、ゴミを拾うことで生計を立てている人もいます。
ある国ではお金がなくて、家族を養えない人もいるかも。

日本の視点で見るとそういう人は不幸に見えるかもしれません。
ただ、そういう人が必ずしも不幸だとは限りません。
不幸だと思っている人もいますが、逆にその生活の中で小さな幸せに気づき、日々感謝して生きている人もいるのです。

幸せになるためには日本の恵まれた環境に気づけるかどうかが大切です。
自分から幸せを見つけようとしている人は、実はいつでも幸せになれます。

僕が知っている人の中にもそういう人がいます。

残業がどんなに大変でも趣味の映画で幸せになれる人。
お金がなくても昼寝するだけで幸せになっちゃう人。
おにぎり1つ食べるだけで十分に幸せな人。

自分が「幸せだ」と感じられることを見つけられること。
これが日本で幸せになるための1つの答えなのではないでしょうか。

3.日本の良いところと悪いところ

日本は税金が高いわりに給料が安くて生活がギリギリな人もいます。
常識や世間体が気になって生きづらさを感じている人もいます。
仕事が忙しく、疲労困憊でストレス満載な人もいるかもしれません。
人間関係だって疲れるし、恋愛や結婚が上手くいくとも限りません。

僕も日本の好きな面があれば嫌いな面もあります。

しかし、世界で自分の国を悪く言う人はそこまで多くありません。
もちろん、問題を抱えている国は別ですけどね。

案外、日本を悪く思っているのは日本人自身なのかもしれません。

海外の人の中には「日本は素晴らしい国」という意見が多いです。
僕も世界を旅するようになってから、ようやくそのことに気づきました。

「海外旅行したくらいで何をわかった風に……」と思うかもしれません。
でも、そんな素晴らしいと言ってもらえる国に住んでいるのに悪く言うことしかできないのはもったいないです。

もっと良い面を見て、その上で悪い面も変えていくことが必要ですね。

ちなみに日本の世界幸福度ランキングは先進国の中では最低クラス。
常に最下位の常連としてランクインするほど不幸せな国となっています。
今後も順位が急激に上がることはないでしょう。

確かに労働人口の約4割が非正規雇用だったり、自殺者が多い過労勤務の労働環境だったり、介護施設や保育施設が不十分だったり、政府や政治家に対する不信感が増していたり、税金の無駄遣いがあったり……。

その他にも先進国でありながら悲惨なところも多々あります。

そこをどう考えるかによって幸せのあり方が変わります。
もちろん悪い面を見ることも重要ですが、良い面も見ることも必要なのかもしれませんね。

人生観・価値観・世界観が変わる?海外を旅して気づけること

2017年8月26日

世界の幸福度・幸せ度ランキング

3月20日は世界の幸せを願う国際幸福デー
毎年3月になると国連では世界の約156カ国を対象に、国民の人生選択の自由度や福祉の充実度、社会的支援、国内総生産GDPなどの経済、健康寿命、政治や社会の腐敗度などを参考に幸福度ランキングを発表します。

それでは世界で幸せな国とはどういう国なのでしょうか。
ここからは世界の幸せな国をランキング形式で紹介します。
ちなみにこのランキングは2019年のデータを基にしています。

ランキングは調査している機関によって偏りがあります。
幸せの基準も国だけではなく人によって違うので、そこはご了承ください。

1位.フィンランド

福祉や教育、介護が充実している国と言えば北欧フィンランドです。

フィンランドはその圧倒的に寛容な社会が評価されています。
条件付きではあるものの学費が無料で教育レベルが高く、人生に失敗してもやり直すチャンスが多い国と言われています。

就業環境も年功序列や終身雇用に縛られず、転職をしやすいのも特徴ですね。
過去の職歴からリスクを避けるのではなく、今何ができるのかを重視する社会なのも幸福度を高めている要因となっています。

事実婚も認められており、結婚に厳しい日本に比べて恋愛の自由度も高いです。
離婚も重すぎるものではなく、単なるカップルの別れくらい感覚。
日本のように重責を担うこともありません。

社会全体がレールのない自由な選択をでき、チャンスも掴みやすいのは日本が見習いたいところです。

2位.デンマーク

デンマークは美しい自然と洗練された都会を持つ国です。
世界幸福度ランキングでも常に上位常連の国で、幸福度でもトップランナーと言える国となっています。

税金が高い代わりに教育と医療と介護がとても充実しているのが特徴です。
やはり安心して暮らせるというのはポイントも高いですよね。
労働時間も短く女性の就労率が高いのも幸福度の高さに繋がっています。

さらに議員はほぼボランティアのようなもので、本当に国を良くしたいと思う人が立候補するのが常識となっている国です。
日本の政治家にも見習ってもらいたいですね!笑

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2017年9月2日

3位.ノルウェー

ノルウェーは税金や物価の高さで知られる国です。
その一方で学費や医療費の一部が無料となっています。
また、社会福祉がとても充実しているのも幸福度に繋がっています。

高福祉制度社会で子供もお年寄りも安心して暮らせる社会。
それでいて治安も良好で、犯罪や事件もそこまで多くありません。
気候も比較的住みやすいこともあり、幸福度は高い状態を維持しています。

世界一の福祉国家とも言われており、生活の安定感が桁違いです。
一見すると雪に覆われた冷たい北欧の国との印象がありますが、都会も田舎も生活が豊かで貧富の差も激しくないのが幸福度に繋がっているのかもしれません。

4位.アイスランド

アイスランドは世界屈指の治安の良さで知られています。
美しい自然を持ち、優しくフレンドリーな人々も魅力があります。
僕もアイスランドには住んでみたいと思うほど大好きな国です。

物価の高さは顕著ですが、それでも幸福度は高いまま。
経済変化の波も激しい国ですが、幸せだと思っている人が多いです。
人口が少ない国であり、犯罪や事件が少ないのも高い幸福度に繋がっています。

アイスランドも幸福度では毎回上位に君臨している国です。
あの美しい自然に囲まれていると、心も自然と豊かになるのかもしれませんね。

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2017年9月7日

5位.オランダ

オランダは数々の歴史が根づく国で自由度の高さが評価されています。
大麻などが合法で認めている他、風俗など性にもオープンです。
快楽に対しての寛容な社会が、高い幸福度を実現しているのかもしれません。

また、オランダはワークシェアリングの文化が強いです。
決められた時間まできっちりと働き、休む時はきっちり休む国柄です。
パートタイムで働く人が多く、1980年代の大不況での働き方改革の成功例としても多くの国が参考にしているのだとか。

誰かに仕事を押し付けることもなく、自分の仕事は自分のもの。
他の人の仕事は他の人の仕事と割り切っているのかもしれませんね。
いわゆるアドラー心理学の課題の分離が無意識に根付いているのでしょうね。

労働だけでなく妊娠や出産、育児の他、趣味に時間を使うこともできます。
男女ともにワークライフバランスが取れているのも幸福度が高い理由です。

6位.スイス

スイスは世界最高の国にも輝いたことのある国です。
日本も世界最高の国ランキングでは2位を獲得したことがあります。
ただ、そんな日本と大きく差を引き離してスイスは1位となりました。

失業率が低くて給料水準が高いこともあり、治安も相当良いです。
自然が豊富で美しい国であり、観光で訪れる旅行客の満足度も高くなっています。

給料が高いからこそ物価も高いのですが、そこは気になりません。
なぜなら福祉が充実していて、安心して暮らせる国だからです。
ヘルスケアは世界トップクラス教育が充実しているのも魅力です。

勤勉な国民性だけれど残業や休日出勤がないというメリハリのある国。
スイスも日本が見習うべき国の1つだと言えますね。

7位.スウェーデン

スウェーデンは北極圏にも広がる広大な北欧の国です。
この国は世界屈指の福祉と教育、介護のシステムが整っています。
北欧ということで税金は高いものの、社会制度の充実度では世界屈指です。

また、国柄として最低限の生活でも満足できる国民性とのこと。
贅沢を求めない身の丈に合った暮らしを求める傾向が強いと言われています。
無理に背伸びをせず、心が貧乏ではないからこそ幸福度も高いです。

休日などにも寛容で、仕事漬けの人生になりにくいです。
育児休暇や介護休暇などの制度も充実しています。
休みたい時に休めるという寛容な社会が幸せに繋がりやすいのかもしれません。

便利な社会システムが構築され、生活レベルも高いです。
低所得者にも高所得者にも優しい国だからこその幸福度ですね。

8位.ニュージーランド

ニュージーランドは世界屈指のラグビー強豪国ですね。
この国は観光大国で美しい自然と豊かな文化が色濃いのが特徴。

寛容な人が多く国際的に見ても平和な国という印象が強いです。
ルーズな人も多いですが、何事も前向きに受け止める国民性ということもあり、物事に対してもポジティブなのが特徴となっています。

経済も安定しており、治安も安定しています。
生活する人によってはその豊かな暮らしことが幸せの源になっていると言えるでしょうね。

9位.カナダ

カナダは移民の国であり人種や肌、宗教や文化、歴史、習慣に寛容です。
多種多様な人が暮らす国だからこそ、考え方の違いも受け入れてもらいやすい国だと言えるかもしれませんね。

人の目を気にする風土ではなく性別や年齢の壁もオープン
それでいて選択の自由が豊富で自分の人生を自分で選択できる国です。
そのために必要なツールも揃っているのが、幸福度に繋がっていますね。

僕もカナダを旅した時には、現地の人々はとても幸せそうでした。
誰もが心に余裕を持っているように見えたのは、気のせいではなかったと思います。

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2017年10月23日

10位.オーストリア

オーストリアは文化に恵まれた国です。
音楽の都である首都ウィーンの他、西洋の色濃い文化が残っています。
新しいものも取り入れていますが、古き良きものは残しておく国柄ですね。

世界的に見ても著名人や偉人を多く輩出している国でもあります。
自分の追求するものを叶えやすい国柄で、自由度も高いです。
インフラも整っており、暮らすのに困るということはありません。

治安も悪くなく、職業選択も自由で男女の性差も少ない国です。
また、政治などの汚職度なども低く、国民が納得して暮らせる基盤が整っているからこそ、幸福度が高くなっていると言えますね。

その他の国

その他の国で言えば、オーストラリアも幸福度が高いです。
陽気な性格の人が多いオセアニア圏の国は、自然と幸福度も高くなりやすい傾向があるのかもしれませんね。

またコスタリカやイスラエルなど意外な国が上位にランクインしています。
幸福の指標は人によって違うため、「幸せだと感じれる人が多い国」という意味では経済の豊さだけでは語れないわけですね。

その他にもルクセンブルクやイギリス、アイルランド、ドイツ、ベルギーなどのヨーロッパ圏が幸福度も総じて高くなっています。
アメリカ圏も幸福度は高めですが、幸せな国はヨーロッパに集中しています。

台湾や韓国などアジア圏の国もランキングの中では高めですね。
日本はそれらの国よりも幸福度が低いということになりますね……。

日本の順位はどうなっているの?

日本は世界的に見てどれくらい幸せなのでしょうか。
幸せの指標は人によって違うのですが、どこに位置しているのか気になりますよね!

過去の日本の幸福度調査によると、順位は以下のようになっています。

  • 2015年:46位
  • 2016年:53位
  • 2017年:51位
  • 2018年:54位
  • 2019年:58位

この結果を見ると、日本が幸せな国とは言えないかもしれません。
近年の結果を見ると幸福度は下降気味です。

調査している団体の意図なのかはわかりませんが、とにかく日本の幸福度は先進国の中でもトップクラスに最悪と言えるでしょう。
発展途上国にも負けているくらいの幸福度の低さです。

確かに日本で幸せを感じている人はそこまで多くはないのかもしれません。

それでも世界的に見れば裕福であり、仕事もあります。
服だってあるし、住むところだってありますよね。
しかも、グルメは美味しくサブカルも人気で治安も良いです。

そんな日本がこの順位の低さというのは正直納得できません!

ただ、幸せの形というのは国によって判断基準が違ってきます。
一概な判断では決めることができないものということですね。
調査した団体から見れば日本の順位はこれくらいってだけのこと。

僕個人としては日本は世界のトップ10とまでは言いませんが、トップ20もしくはトップ30には入っていても良いと思います。

こんなランキングを紹介していてこう言うのは失礼かもしれませんが、そもそも幸福というもの自体が人によって感じ方の違うものなので、幸せかどうかは自分で判断するしかないということになりますね!

日本の幸福度が低いのはなぜ?

神様……なんでこんな人生にしたんだ!
そう雨の降りしきる中、叫びたくなるのが人生です。
僕もたまに弱気になる時にはそう思っちゃいます。

でも、そもそも日本はなぜこんなにも幸せな人が少ないのでしょうか。
世界の幸福度ランキングをじっくりと見てみると、日本人が不幸な要素も見えてくるかもしれません。

そこでここでは僕の個人的な意見も含め、日本人の幸福度が低いのはなぜなのかについて考察してみます。

1.理想の人生という幻想

理想の人生とはどういう人生なのでしょうか。
そもそも理想の人生はその人の数だけあります。
どんな人生だとしても本人が幸せならそれこそが正解です。

でも、多くの日本人は理想的な生き方を求めてしまいますよね。

容姿も性格も良く、友人も多くて学歴は有名大学卒業、大手企業に就職して恋人を作り、子供もできて順風満帆に老後を迎えるのが幸せ……。
日本の幸せと言えばそんな感じなのではないでしょうか。

でも、だからこそ他人と比べてしまいますよね。

「あんなに稼いで楽しそう」「恋人がいるなんて羨ましい」「大手企業で出世したらしい」「子供が有名大学に入ったらしいわよ」……などなど。

そうやって他人と比較すると、人は幸せになれなくなります。
他人と比較して得られる幸せはありません

また、日本は世界的に見ても脅威的な自殺率となっています。
毎年約2万人~3万人が自殺しているのが現状です。
計算だと15分~20分に1人のペース……実際はもっと多いとも言われていますね。

理想的な人生を送れないことに悲観し、目の前にある幸せが見えなくなる
それが日本という国が作ってきた毒とも言えますね。
幸せは理想の中にではなく現実の中にあることを知らない人が多いです。

やりたいことが多すぎて逆にわからなくなるのも不幸の原因。
理想の人生を送るために「あれもこれも」と日々の充実感を求めてしまいます。
スケジュールが埋まっていないと不安になる人もいますよね。

でも、選択肢が多すぎるのは日本人を追い込んでしまいます。
ほんの数十年前にはゲームなんてなかったし、パソコンだってタブレットだってスマホだってありませんでした。
さらに遡れば映画も音楽もまた然り。

日本は豊かになったことで逆に選択肢が増えすぎてしまったのです。
理想の人生ではなく、自分にしか送れない現実の人生を歩みたいですね。

2.根本的な労働環境と労働観

働き方改革を推進している政府ですが、改善されてきているのは一部。

残業や休日出勤は当たり前なのに昇給や賞与はなし。
劣悪な職務や人間関係、休暇を取得しにくい福利厚生。
それでいて給料は安くて、仕事も安定していない。
……挙げれば切りがないです。

根本的に労働環境が良くないのも日本人を不幸にしている理由の1つ。
昔は黙って働くのが普通だったけれど、インターネットの普及で世界は繋がるようになり、他人の状況が簡単にわかるようになったのも大きい要因ですね。

SNSなどによっても簡単に他人の人生を覗けるようになりました。
そして明るみになったのが日本の異様なまでの労働環境
当然のように、幸せになるどころではない人も浮き彫りに……。

海外に比べると働き方改革を進めているにも関わらず、まだまだ働きすぎと言われています。

アベノミクスで所得が改善したと言われますが、恩恵を受けた企業は少数。
さらに言えば、所得が増えても税金や社会保障の負担が大きくなっているので、実質は減った人も多いです。

また、新卒一括採用と終身雇用が根強く、働く側も雇う側も慎重です。
だからこそどの企業も求める人材のレベルが高く、仕事もハイレベル。
膨らみ続けた経済を支えるには仕方ないことですが、経済が大きくなればなるほど不幸になる人が増えそうな気がします。

働ける職場を見つけても自分のやりたいこととのアンマッチも発生します。
「こんな仕事したくないのに」と嘆きながらも、生きるために働くしかなくなるのです。

働きたい職業があっても採用されないから他の企業へ。
でも、嫌な仕事の場合は長続きすることもありません。
他の転職先を考えても、職歴がさらに足を引っ張る。

日本の労働環境や労働観は、根本的に問題があります。
それが不幸な理由にもなりますよね。

フリーランスの僕も仕事には悩まされます。
ただ、みんなもっと自由に仕事を選択するべきです。
世界はこんなにも自由、人生は一度しかないのにもったいないです。

でも、そうできない人が多いからこそ問題なんですけどね。
解決が難しいからこそ、さらに幸福度は下がっていくわけです。

それと日本では「働かざる者食うべからず」という考え方も根強いです。
無職やニートの期間もあった僕から言うと、働かないのではなく働けない人もいることを社会がもっと理解すべきなのかもしれません。

そういう考え方の根本的な改善が必要なのではないでしょうか。

3.個性を潰す同調圧力

日本は個性を認めにくい社会です。

日本は国民が一定の教養を持ち、平均的な国民1人1人の能力は高いです。
ただ、逆に言えばみんながオールラウンダーと言えます。
その中で突出した人がいると、みんな怖くなってしまうのです。
集団行動を乱す人が怖いのです。

生き方の多様性を認められず、新しいことに対して排他的。
それは幼い頃から擦り込まれてきた同調圧力という名の個性潰しです。

「1+1=2」でも回りの大多数が「1+1=3」だと言えば、絶対に間違っているとわかっていても「そうなのかな」と折れてしまう。
そんな社会では自分の意見なんてあったものではありません。

かつて、エジソンは「2つの粘土を足したら1つになる」と言ったそう。
数字という概念で見ると「1+1=2」ですが、違う視点から見ると「1+1=1」にもなり得るということ。

そういう柔軟な教育をしていない日本で、多角的な視点を持つのはとても難しいことなのかもしれません。

みんなが決めたことが正解なのではなく、自分が決めたことを正解と言える社会が必要ですね。

また、過度な謙遜も協調性から現れるものと言えます。
謙遜しないと集団に攻撃されるから仕方なく謙遜している。
謙遜しないと印象が悪くなってしまいますからね。

素直に意見を言えない。
言いたいことも言えないこんな世の中じゃポイズンですよ。
毒されていることに気づいていない人もたくさんいますね。

この同調圧力によってみんなと一緒のことをするのが正しいと考えるのは危険な発想です。

4.普通の水準が高い完璧主義

普通に生きるのが一番とは言いますが、普通に生きるというのが実は一番難しいです。

そもそも日本は普通の水準が高すぎるんですよね。
1960年代は男性が仕事をして女性が家事をして、子供は遊ぶのが普通でした。
でも、ものの50年や100年で生活は劇的に変化します。

みんなスマホを持ち、LINEで会話して、VRで映像の世界に飛び込む世界なんて誰が予想できたでしょうか。

それが現代では普通ですが、10年すればさらに変わり、20年すれば見たこともない世界になり、30年後は完全なる未知の世界になっています。
いや、1年先だって5年先だって予測できないのかもしれません。

じゃあ普通って何なんでしょう。
普通の概念も時代によって大きく変化します。
その普通の基準が日本ではあまりにも高いです。
それを実現するのが難しく、幸福度が低くなってしまっている人もいますね。

例えば、仕事があって恋人も友人もいて、毎日ご飯を食べて寝るところがあるだけの生活を「普通」とするならば、日本人の多くは幸せになれます。
ただ、悩みは人によって形も大きさも違うから、一概にはそう言えません。

複雑になりすぎた社会。
完璧を求めるあまり面倒なルールも多いです。
そういう完璧主義が普通の水準をどんどん高めてしまっているのです。

教育も福祉も介護も各種サービスもそう。
普通という基準が最初0だったのに0が10になったことで10が普通になり、10が100になったことで100が普通になってしまうということ。

だから「幸せですか?」と聞かれても「普通ですね」と答える人が多いです。
世界から見ると普通が普通ではない状態なのです。

5.政府に対する不信感

幸福度は社会の腐敗度なども関連しています。
日本も腐敗度は低い……そんな風に思っている人も多いですよね!

それは本当ですか?
日本は報道規制がかなり強いです。
テレビや新聞で得られる情報はその多くが捻じ曲げられたもの。

税金も何に使っているのか不透明。
もちろん国のために使われる分もあるのは事実ですが、「高級料亭で会合する必要はある?」「政治家が政治活動費で私物を買っているのでは?」などの声も多いです。

それ自体が政府への不信感を大きくしています。
また、それに加えて議員の不祥事や問題発言、一向に進まない討論など、国民は政府を信用しなくなっているのです。

高齢者が多くなったことで、多くの政治家はそういう層の票を集めようとし、結果的に高齢者に向けた政策ばかりになっています。
若者の負担を軽減する政策よりも高齢者の負担を減らす政策が多いのは、投票する人が根本的に高齢者ばかりだから。

若い人全員が投票して政治家を決めれば、政策の方向性も変わるかも。
政治に不満がある方は、まずは選挙に投票しましょう!笑

6.信仰心を持てない無宗教

世界にいる多くの人が宗教を持っています。
ただ、日本はそんな宗教にも無関係だと思っている人が多いです。

仏教やキリスト教、イスラム教など、信仰心を持つ人は世界中にいます。
その教えに従って行動している人もまだまだ多いです。

日本人は、いわば人生の先生がいない状態
学校で勉強は教えてくれるのに生き方は教えてくれません。
ある意味自由ですが、大人になってから誰の教えを頼りにすれば良いのかわからない人もたくさんいます。

もちろん尊敬できる人や憧れの人の生き方を参考にすることはできます。
しかし、人生に迷ってしまうのも事実です。

宗教があれば絶対に救われるとは言いません。
しかし、幸福度を高めるためには何か信じられるものが必要なのかもしれませんね。

7.将来への不安

これが幸福度を大きく下げている原因かもしれません。
将来が不安という人も多いのではないでしょうか。

今という時間軸を生きているのに、考えてるのは過去や未来のことばかり。
「あの時人生選択に失敗しなければ」「将来年金が貰えるか不安」など。
それでは幸せになれるどころではありません。

仕事の不安、子育ての不安、介護の不安……悩みは尽きません。
生きている限り、心配を完全に消すことはできません。

もちろん幸福度の高い人が将来に不安を抱いていないわけではありません。
しかし、日本は将来の不安要素が多すぎると言われています。

仕事がなくなるかもしれないと思う不安、子供の保育園がないという不安、両親の介護が負担になるという不安。
不安だらけの日本じゃ幸せにもなれません。

でも、海外では仕事がないことが普通だったり、そもそも保育園に預けずに子育てしたり、親の介護はある程度の介入までだったり、選択肢が豊富です。

これらの日本の不安をすべて解決しようとすれば、おそらく100年はかかる。
いや、完璧に解決するなんてことは一生無理かもしれません。
その前に日本という国が終わる可能性だって……それはないとは思いますけどね。

幸せになりたい方は日本だけではなく海外の発想も必要です。
将来の暗いところばかりではなく明るいところも見てみましょう。

8.お金が直面する限界

「幸せ=お金」という考え方の人が多いのも日本の特徴です。
資本主義なのでお金があれば普通の生活は贈れます。
ただ、そのお金を求めるからこそ幸せになれないという人も……。

お金を使って満足できる量には限界があるのです。
日本は特に富裕層の娯楽が少なく、貧困層と対して生活も変わりません。
できることと言えば高級住宅や高級車、高級時計を持つくらいでしょうか。
良い意味でも悪い意味でも中流層向けの社会となっています。

ある調査によると年収の多さに比例して幸福度は高くならないということがわかっています。

幸せになるためにはある程度の収入が必要です。
衣食住を確保できるだけの収入は必要でしょう。

世界では衣食住が整っているだけで幸せに感じられる人も多いです。
ただ、日本で人生を豊かにしようと思えばさらにお金が必要となります。

お金は幸せのコップを満たしてくれます。
しかし、お金で幸せを得ようとすれば幸せになるためのコップもさらに大きいものが必要になってしまうのです。

結局は「幸せ=お金」だと考えてしまうのですが、それは満たされないコップを持つのと一緒です。

お金は大切なものですが、存在自体が幻想であることも忘れてはなりません。
ただの金属や紙に価値を付けただけのものがお金というものです。
お金を使えば使うだけ幸せになれるというのも幻想です。

お金は最低限必要なものだと考えておきましょう。
その上で自分が幸せになるためにはどうすれば良いのかを考えるべきです。

お金は方法の1つってだけであって、お金自体を目的にしてしまっては心が空っぽになるだけですからね。

まとめ

海外を旅すると世界の一部だけでも垣間見ることができます。
もちろん、全部知った気になって話すのは恥ずかしいことです。
でも、僕は海外を見て日本の幸福度というよりは自分の幸せについて考えることが多くなりました。

考えれば考えるほど日本の幸福度が低いのがなぜなのかわかります。
世界の幸せな国と比べると日本はまだまだ満たされた国とは言えないかも。
でも、大切なのは自分だけの幸せを見つけるということです。
日本の常識だけに支配されるのではなく、海外にも目を向けることが重要となりますね。

先進国の中でも最低の幸福度となってしまっている日本。
ただ、そんな日本にも素敵なところは多いですし魅力も多いです。
そんな国で幸せになれる人が少しでも増えると良いなって思います!

2 件のコメント

  • 私は現役時代仕事の関係で150回ほど海外出張の経験があります。
    日本の幸福度がこんなに低いとはとても考えられません。調査編集に当たっている職員の価値観が我々と差があり過ぎことからこのような結果に到っと思われます。このような背景による幸福度の発表は矛盾があり過ぎる上に価値も少ないと思います。これに要したコストはもっと価値ある分野に振り向けることを希望します。

    • 松本 博さん、コメントありがとうございます!
      確かに日本の幸福度がこんなに低いのは、考えにくいかもしれませんね。
      でも、他の国に比べると先進国の中では自殺率もダントツですし、未だ旧態依然の考え方が根付いていて、みんながみんな幸せとは言えない国なのも事実だと思います。
      幸せな人は幸せな側面を見ますし、不幸せな人は不幸せな側面を見る傾向が強いです。
      お互いに幸せな人も不幸せな人もいるため、厳密な幸せ度の調査は難しそうですね!
      極論を言ってしまうと「人によるもの」となってしまうので、そこは個人の感じ方によっても違うかもしれませんね!

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