2018年6月、14カ国目のトルコ旅行8日目。
首都アンカラから文明交差点イスタンブールへ。
絶景広がるトルコ周遊の旅もここが終着点。
旧市街にある世界遺産ブルーモスクとアヤソフィアを観光。
地下宮殿には崩れ去ったメデューサの頭。
グランドバザールには陽気なトルコ人たち。
新旧入り交じる時代のうねり……世界の文明交差点のその先へ!
もくじ
トルコ【イスタンブール】海外旅行記
トルコ旅行8日目のエピソード
1.移動に次ぐ移動!首都アンカラを出発
あぁぁああぁあケツが割れそう!笑
首都アンカラを出発し、向かうはイスタンブール。
その道中は足腰を地獄送りにする約5時間の大移動。
でも、車窓から見えるトルコの景色は格別。
雲のない青空はまさに夏のトルコという感じ。
途中、緑豊かな田舎町で休憩……日本の風景みたい!
砂埃などでバスが汚れるため、ここでバスを豪快に洗車するわけなのですが、その洗車によって流れた水を飲む鳥たちの姿も。
……いやいや、飲んで大丈夫なのかな?笑
金網から覗く鳥たちの家!
金網の向こうに見えるのはもっちゃもっちゃと歩く雛鳥たち。
これには思わず長旅の疲れも癒されますね。
この鶏肉がまた美味しい……あれ?
この鶏肉ってまさかさっきの鳥じゃないですよね?
あんな姿を見てから食べさせられても困惑しちゃいます。
命をいただいて生きていることを実感。
いや、そんな大それたことではないのですが、何気なく食べている食事も命をいただいているということを忘れてはいけませんね。
所狭しと並ぶナッツたち!
昼食をいただいたレストランはスーパーも併設。
こちらには多種多様なナッツ類が並んでいますね。
海外ではこうやって量り売りされていることが多くて、店の中だというのに市場感が強くて楽しかったりする。
トルコでも量り売りはメジャーなので、必要な分だけお土産にしてみても良いかもしれませんね!
おすすめはトルコ産のピスタチオです。
実はトルコ、アメリカやイランと並ぶピスタチオ大国。
香り豊かな豆本来の味わいは、ぜひとも一度ご賞味あれ!
親日家だらけで有名人気分!
海外で一眼レフカメラを持っていると「写真撮ろう」「見せて」「触らせて」と話しかけてくれる現地の人も多いです。
トルコ人は日本人が好きということもあって、もう止まらない!
有名人でもないのに「一緒に写真を撮ろうよ」と話しかけてくれるので、ちょっとした有名人気分を味わうことができます。
カメラを渡したら自分たちを撮って遊び始める始末。
見知らぬトルコ人でメモリがパンパンになっちゃうよ!笑
……んなっ……背筋を凍らせる視線!
なんだこの気持ち悪い卵みたいなやつ。
右のニヤニヤした顔の卵に、左のデレデレした顔の卵が意図的に置かれてるところを見ると、トルコ人の遊び心を感じられる。
この正体不明の物体、頭の部分にコインサイズの切れ目があるので、もしかしたら貯金箱かもしれませんね!笑
無造作に置かれた果物たち!
でっかいでっかいスイカやバナナが美味しそう。
ここは日本の各都道府県にある道の駅みたいなところなのかな?
……こ、これは一体なんなんだ!
牛の写真が入っているところを見ると巨大なソーセージかな。
こんなのパリッと焼いて食べたら美味しいだろね。
ただ、これをお土産にすると荷物になりそうなので我慢!笑
いつかトルコに移住した時にはこういうものを買って、現地の人と同じような生活を送ってみたいなぁ。
2.世界の交差点!活気渦巻くイスタンブール旧市街
活気渦巻くイスタンブールに到着!
反時計回りで周遊してきたこの旅の終着点。
ようやくイスタンブールに戻ってきました。
ここは東洋と西洋の交差点。
世界各国の文化が入り交じる場所。
華やかに迎えてくれるトルコの国旗もおしゃれ。
ボスポラス海峡を隔てて両岸に広がったイスタンブール。
世界有数の大都市であり、ニューヨークやモスクワなど名だたる大都市を優に超える人口を誇るトルコ最大の都市でもあります。
バルカン半島最大の都市であり、経済はもちろん文化や風習、歴史などが交差する大都会。
高低差のある地形に広がる段々畑のような街並みが素敵。
年間約4,000万人以上の観光客が訪れるトルコの中でも、間違いなく一番の活気に満ちている都市ではないでしょうか?
海峡を進む船の音や道路を走る車の音、飛び交う鳥の声や行き交う人の声が華やかな風とともに心地よい喧騒を運んでくれる。
いつか映画で見たような風景が広がっていて……どこか浮足立ってしまう自分がいる!
中心部に広がるのは入り組んだからふるな建物。
そこはまさにスクラップアンドビルドな街並み。
数々の帝国時代の影響を受けたことによって、進化のスピードが他の都市に比べても異様に早いのがジリジリと伝わってくる。
複雑に絡み合う未知は迷路のように旅人たちを誘惑してくる。
こういう一歩踏み込めば迷子になってしまいそうな街並みを歩くのも、海外旅行の楽しみの1つかもしれませんね。
新旧が混然一体と溶け合う歴史の交差する町。
ヨーロッパとアジアが見事に混ざり合った姿は、ここイスタンブールだからこそ眺めることのできる絶景だと思います!
迷路のようなイスタンブール旧市街。
そこには風格漂う水道橋もあったりします。
こちらはヴァレンス水道橋と呼ばれており、古代ローマ帝国時代の遺産として保全され、そのままの形で残されているそうです。
発展しながらも遺産は大切にする。
それがイスタンブールという町なのかもしれません。
それにしてもイスタンブール……個人的にとても好きな町。
3.世界遺産ブルーモスクは修復中!イスラム建築最高傑作の威厳
旧市街の中でもっとも有名な観光名所へ。
向かうは旧市街の目玉、世界遺産ブルーモスク。
世界でも有数の美しさを誇るモスクということもあり、トルコ旅行を計画した時点で絶対に訪れたいと思っていた場所。
冷房ガンガンの車移動では気づかなかったけれど、トルコは連日猛暑日ということで頭から湯気を出しながらゆっくりと散策。
夏のトルコではこまめに水分補給をしないとすぐに熱中症になってしまうので、観光の際は水分確保を優先してくださいね!
うわぁ……これがあの世界遺産か!
旧市街を抜けた先に見えてくるのが、圧倒的な存在感を放ちながら威風堂々と横たわる世界遺産ブルーモスクです。
正式名称はスルタンアフメットモスク。
現地ではスルタンアフメットジャーミィとも。
こちらは1985年に登録されたイスタンブール歴史地域に含まれる世界遺産の1つで、オスマン帝国時代の1616年に建造されました。
日本ではイスタンブール歴史地区と呼ばれる旧市街にあり、美しく青い姿を持つことから世界一美しいモスクとも称されています。
ただ、ミナレットと呼ばれる尖塔が1つ行方不明。
本来は尖塔も6本あるのですが足りず……しかもどこもかしこも修復中だらけで、期待していた分だけ少し残念です。
もちろんブルーモスクは中がとても綺麗だと評判なのでまだ諦めるのは早いです!笑
ふおぉぉおいぃい!
靴を脱いで入場するとそこはイスラム建築最高傑作の世界。
ブルーモスクはその内装の美しさこそ口コミで高く評価されている世界遺産……微細に彩られたタイルやステンドグラスはまるで芸術品。
鮮やかな装飾は気が遠くなるほど細かく描かれており、見上げているだけで1日経ってしまいそうなほど。
なお、入場は無料となっています。
ここは寄付などによって運営されている場所であり、世界中から多くの人が寄付をするために訪れることもあります。
出入り口には寄付ができる窓口もあるのでぜひぜひ。
まさかの外も中も修復中!
……一番見たかった部分がまさかの修復中。
歴史的な建造物ということもあって定期的に修復しなくてはいけないのはわかるのですが、それでもこれはちょっと残念ですね。
後世に残していくための修復作業ですが、観光をするという人は修復が終わるのを待ってから渡航した方が良いかもしれません。
もちろん、それでも信者の方は熱心に祈りを捧げていて、ここがイスラム教徒の方にとって神聖な場ということは十分伝わってきます。
ちなみにこのチューリップ柄の絨毯が敷かれた場所は観光客が立ち入ってはいけない場所なので注意してください。
1日5回ある礼拝の時間は入場するのも避けるとベスト。
当然、肌の露出が多い服装は厳禁ですのであしからず。
それほど、ここブルーモスクは信者の方にとって神聖な場所なのです。
一部、ブルータイルが綺麗に見られるところもありました!
壁にはイズニックタイルが2万枚以上。
窓にはステンドグラスが260枚以上。
それらに太陽光が反射して青く光り輝くことから、ここがブルーモスクと呼ばれるようになったと言われています。
青い装飾の帯が描かれているところは神が宿る天を意味するのだとか。
この青色の装飾には金色のアラビア文字で神の威厳を伝える文言が描かれているとのことなので、ぜひじっくりと目を凝らしてみては?
この青の色合いこそ、ブルーモスクがブルーモスクたる理由。
微細な粒子が舞い散るような装飾はきっとまた感動を届けてくれるはずなので、修復が終わったらまた訪れてみようと思います。
東洋と西洋の文明が手を取り合う場所。
そこで溶け合った文明が創造したブルーモスク。
豪華絢爛と呼ぶよりは荘厳で厳粛な雰囲気。
文明の重みを肌で感じられる見事な世界遺産。
これが朝焼けや夕焼けに染まる姿は圧巻。
今回は添乗員付きツアーということで昼の観光だけだったのですが、次訪れる時にはライトアップなども楽しみたいとなと思います。
美しく照らされたブルーモスクは街の灯りと溶け合って、それはそれは幻想的な世界になるのだとか……!
世界で唯一6本のミナレットを持ち、大理石とタイルが敷き詰められたブルーモスクは旧市街でも最もメジャーな観光名所です。
修復中で残念なのは残念なのですが、これはこれで貴重。
歴史をこの先も残していくために必要なこと。
ブルーモスクの場所はスルタンアフメット地区。
この旧市街からであれば尖塔を目指して徒歩数分でアクセス可能。
行き方は徒歩で十分ですが、離れた場所からのアクセスならトラムやバスやタクシーを利用してスルタンアフメット駅で降りればすぐです。
イスタンブールが観光拠点なら、現地ツアーで回ると効率的です。
4.世界遺産アヤソフィアも工事中!欲で捻じ曲がる腕
世界遺産の双璧をなす場所!
ブルーモスクと双璧をなして有名な観光名所となっているのが、こちらのレトロな雰囲気のある世界遺産アヤソフィアですよね。
もともとは正統派キリスト教の大聖堂として建築されたものということもあり、カトリック教徒大聖堂として使われていました。
しかし、時代の変遷とともにモスクとして改築され、次第にイスラム教の礼拝所として使われるとうになったと言われています。
さらに時代が変わり現在は博物館となっています。
時代の激流によって改築工事を重ねた結果、幾重にも重なる宗教の歴史が建物に宿っていきました。
まるで要塞のようにも見えるアヤソフィアは入口も巨大。
ブルーモスクに比べて靴を脱いだりする必要はありません。
すでにモスクというよりは博物館としての役割が強いですね。
ちなみに手荷物検査があるので注意。
僕は撮影用に三脚を持っていたのですが没収されました。
テロなども頻発しているトルコ情勢なのでそこは指示に従い、没収されたものは預けるようにした方が良いかもしれませんね。
もちろん、帰る時には返却してもらえるので安心してください。
アヤソフィアの美しさはトルコ随一。
このような巨大な空間を作ったことも驚きですし、何よりこれがキリスト教にとってもイスラム教にとっても貴重なものというのも驚き。
ただ、こちらも残念なことに工事中。
修復工事が同時期に重なるなんて不運。
いつまで工事をするかは現場監督に聞くしかありませんが、この様子だと少なくとも数ヶ月から数年はかかりそうですね。
それでも見事なのはドームに敷き詰められた装飾。
偶像崇拝を行ったキリスト教と偶像崇拝を禁止したイスラム教……相反する宗教が1つの建物の中で混然一体となっている姿は歴史的に見ても貴重ではないでしょうか。
厳粛な雰囲気が漂っていて、どこか異世界のよう。
ゲームに出てくるような世界の中へ……中へ。
薄暗い建物内を照らす照明が美しく、このぼんやりと光る灯りが幻想世界へ連れていってくれる灯火になってくれるわけですね。
ずっと見ていると吸い込まれてしまいそう。
冷ややかなのに温かい雰囲気のアヤソフィア。
重厚感のある空気に押しつぶされそうになりながら見学。
階段で上がるとそこに広がるのは巨大な足場!笑
美しい世界遺産を堪能できるかと思っていたのですが、まさかまさかの工事現場がそこには広がっていました。
これがなかったらもっと絶景だったはず。
こればかりはどうしようもないので、ただただ眺めるわけですが……本当にどこもかしこも修復工事中!
どこもかしこもドームだらけ!笑
アヤソフィアの窓から見えるドーム。
まるで四角い箱に乗った半球状のボール。
向こうに見えるのがブルーモスクですね。
ここからの景色がまた絶景だと思うのです。
どこから見るとこの画角を楽しめるかは、実際に訪れて確かめてみてください!
これは親指を入れてそこから1回転させることができたら夢が叶うというスポットということで、僕も願いを叶えてもらいたくて……ぐにゃぁ!
あまりの強欲ぶりに腕が変な方向に。
これ完全に肘の骨が……折れてるよね?笑
みなさんにここで大事なお知らせ。
……夢は自分で叶えるものです。
ここで腕が回ったからと言って叶うとは限りません。
僕の腕を見てください……真顔なのに筋が浮き出るほど腕を回してしまったからなのか、もう完全にイっちゃってます!笑
欲深いとこうなってしまうので、くれぐれも欲望に支配されませぬよう。
5.イスタンブールの地下宮殿!不気味なメデューサの頭
猛暑から逃げに逃げてやってきた場所。
死に物狂いで逃げ込んだこの場所は地下宮殿。
ここはバシリカシスタンと呼ばれる場所で、現地では地下宮殿を意味するイェレバタンサラヌジュやイェレバタンサラユとも呼ばれたりします。
……何やら不気味なところですねぇ。
心霊スポットやらお化け屋敷やらが本気で苦手で、肝試しすら行ったこともない僕からするとすでに背筋がトルコアイス状態!
ちなみにバシリカシスタンは映画「インフェルノ」や「007 ロシアより愛を込めて」のロケ地としても有名です。
映画好きな人は見たことがあるかも。
それにしても怪物が出てきそうで怖いです。
苔むした顔で瞳孔開きまくりなメデューサの頭。
まるでドラクエの世界でダンジョンに迷い込んでしまったような、不気味で不思議で薄気味悪い場所。
仲間になりたそうにこちらを見ていても絶対に仲間にしたくない。
メドーサボールくらい可愛いなら仲間にしてあげたいところですが……さすがにメデューサの生首は無理!笑
コインが落ちているところを見ると、ここに願いを込めてコイントスをしている観光客もいるようですね。
いやいや、よくこんなところでできるなぁ。
深く寝静まったかのような地下宮殿。
窒息しそうなほどの空気が充満したこの場所は、まさに歴史が閉じ込められた異世界そのもの。
もともとは貯水池として使われていた場所で、東ローマ帝国の貯水池としては最大の大きさを誇っているのだとか。
そういえば日本にも首都圏外郭放水路というのがありますね。
深く深くずっと先まで続いていて不思議な光景。
時折聞こえるピチャッ……ピチャッ……という音がより不気味さを駆り立て、舐め回すように背中を引きずり回す。
その一方でひんやりとした神秘的な空気も。
真夏のトルコではちょうど良い避暑地だったり。
訪れるか訪れないかは……あなた次第です!笑
6.迷宮市場に潜入!美しきランプのグランドバザール
逃げ込んだ地下宮殿からさらに逃げて街歩き。
やってきたのは華々しく賑々しいグランドバザール。
こちらはよくエジプシャンバザールと混合されてしまいがちですが、場所が異なるので注意してください。
トルコにはいくつかのバザールが点在しているため、観光する際には場所を間違ってしまわないように行き方やアクセスを良く確認しておきましょう。
近年は観光地化されていて、昔ながらの市場というよりは観光客向けに開けたイスラム風ショッピングモールという感じ。
なお、中に入る際には手荷物検査があります。
いきなり飛び出たナイススマイル!
グランドバザールといえばやっぱりランプですよね。
色鮮やかな装飾を施されたランプは、ブルーモスクやアヤソフィアよりも美しい輝きを放っているほど!笑
ランプの写真を撮って良いか聞いたらナイススマイルいただきました。
「日本人ならOKだぜ」と言わんばかりのサムズアップ。
新日でいてくれるトルコは買い物も楽しいです。
宝石の如きランプの世界!
色鮮やかなガラスを使って作られたランプはまるで宝石。
おしゃれな部屋を彩る照明に1ついかがでしょうか?
まるでステンドグラスを丸めて作ったみたい。
ガラスから溢れる千差万別な色合いが素敵。
ちなみに青いランプはトルコを代表とする柄。
職人が1つずつ手作りしているのだとしたらすごい。
グランドバザールを訪れるなら一見の価値あり……って言ってもバザール内だけでこの手の店が10店舗以上はあるので否が応でも目に入る。
ぼんやりとした光の世界をぜひ味わってみてくださいね。
まさに迷宮市場!
グランドバザールはメイン通りがあり、そこから迷路のように小さな道が広がるという面白い構造をしています。
迷路のような構造なので迷子になる確率高め。
どこから脇道にそれたか覚えておきましょう。
似たような店が多いので迷子警報発令!
ただ、メイン通りに出てくれば出入り口まで一本道なので、そこだけ覚えておくようにしておけば迷子になることはありません。
それにしても市場の雰囲気がたまらない。
芳醇な誘惑に満ちた市場の色気に毒される!笑
もっと人でごった返していると聞いていたけれど、思っているよりは人も多くないので観光はしやすいと思います。
エジプシャンバザールの方が混んでいるかも。
でも、軽犯罪は度々発生するようなので、スリや置き引きには十分に気をつけて観光するようにしてくださいね!
どれにしようかな?
グランドバザールで自分へのお土産を吟味。
コンセントは合わないので、単なるオブジェとなってしまいそうですが、これはぜひともトルコのお土産にしたいところ。
あまり店によって質の違いはなさそうですね。
それにしても綺麗なランプが多くて迷います。
ただ、メイン通りのランプ屋は価格が高いです。
買い物をする際には値段交渉が必須かもしれません。
ランプに埋もれてしまった店!
ランプを置いている店というより、店自体がもうランプそのものになってしまった店!笑
それぞれ展示の仕方は店によって違うのですが、ここはこだわりをたっぷりと詰め込んで展示してい……ん?
日本語で「レガロスはここです」だってさ。
写真を撮っていると店のおじさんが何やら本を持ってきた!
ふむふむ……店のおじさん曰く「ここはトルコ旅行のガイドブックでも紹介されている店なんだぜ」ってことらしいです。
ただ、ここは値段が観光地価格で高め。
値段交渉しても良いんだけど他の店をもうちょっと見た方が良さそうですね。
狭い道を抜けに抜けて見つけたのがこの店。
他の店よりも格段に安いし品質も悪くない。
何より髭のおじさんがフレンドリーでかなりの変わり者!
「お釣りはいらないよね?」なんて冗談か冗談じゃないかわからないターキッシュジョークを唐突にぶち込んできたりします。
もちろん、お釣りはちゃんともらえるので安心してください!笑
グランドバザールはメイン通りから離れれば離れるほど商品も安くなるみたいなので、買い物する時は深くまで攻めてみたいところ。
安い店も高い店もあるので、じっくりと散策してみてくださいね……ただ迷子にはならないように!
日本人とわかると何も落としていないのに「落ちたよ」と気を引いてくることもあり、混沌とした迷宮市場を堪能できます!笑
観光客相手にユーモアたっぷりな接客をしてくれるのも、またグランドバザールの楽しみかもしれませんね。
7.旅の拠点!心も身体も充実感たっぷり
旅の拠点に帰ってきたぞ!
今夜は初日と同じホテルに宿泊です。
部屋も完全に同じ……ホリデイインイスタンブールエアポートホテル(Holiday Inn Istanbul Airport Hotel)でのんびりとトルコ旅行を振り返る。
それにしてもイスタンブールは旧市街が残っていて観光に最適です。
イスタンブール歴史地区には荘厳な雰囲気に包まれたブルーモスクやアヤソフィア、地下宮殿など観光名所も満載です。
ただ、古いものだからこそ修復中のものや工事中のものも多いので、観光を予定している人は注意が必要となるかもしれません。
せっかくトルコで海外旅行をするなら完璧なブルーモスクやアヤソフィアが見たいと思う人もいると思いますからね。
ただ、個人的にはRPGの世界でダンジョンに迷い込んだような感覚を味わえる地下宮殿に冒険心をくすぐられましたね。
グランドバザールもトルコ流ショッピングが楽しめるということもあり、ヘンテコな日本語を使うトルコ人との交渉合戦も楽しめます。
トルコ旅行にイスタンブール観光はマスト。
おすすめです……おやすみです。
まとめ
トルコ8日目はイスタンブール旧市街観光の1日!
世界遺産イスタンブール歴史地区にあるブルーモスクやアヤソフィア、地下宮殿など圧巻の世界を歩きながら探索。
そこはイスラムの風が吹く別次元の世界だった。
個人的にイスタンブールでおすすめの観光名所は、ひんやりとした地下宮殿と迷路のようなグランドバザールだと思います。
ここでは「ザ・トルコ」を感じられるはず。
ぜひ、イスタンブール観光を予定なのであれば立ち寄ってみてください。
明日はイスタンブールの中でも人気の観光名所スレイマニエモスクを観光し、その後はボスポラス海峡クルーズへ出発。
その他、世界中の観光客が集まるイスティクラル通りも。
もう少しだけ続くトルコ旅……最後まで楽しみは尽きません!