日本には海外旅行を老後の楽しみとしている人も多く、リタイア後に世界中を旅しようと考えている人もいるはずです。
ただ、せっかく旅をするならぜひ若いうちに!
老後に海外旅行を満喫するのも素敵な余生の過ごし方だと思うのですが、やはり若い頃にしかできない旅もあります。
若い時にしか得られない経験もたくさんあります。
だからこそ僕は若者にこそ旅をしてもらいたい。
僕は単純に体力がないため、歳をとってから世界を旅しようと思っても、きっとその頃にはすでに白骨化していると思います!笑
そこで、ここでは海外旅行を若いうちにした方が良い理由について紹介します。
もくじ
若いうちに旅をしなきゃもったいない!
年配の人と話す機会がたまにあるのですが、そんな時によく耳にするのが「若い頃には旅をした方が良い」ということ。
事実、僕も本当にそう思います。
日本人として生まれた瞬間から世界最強のパスポートを手に入れたようなものなのに、海外旅行をしないという人もいますよね。
こればかりは旅嫌いな人もいるので仕方なし。
ただ、若い若くないに限らず、世界中どこにでも行ける特権を持って生まれたのに旅をしないというのは本当にもったいない!
若い時はなかなかお金も時間もないし、単に海外旅行とは言ってもなかなか行けるものではないのかもしれません。
それでも海外は身近になりました。
今では誰もが時間とお金さえあれば海外に行ける時代。
若いうちは時間もお金もないという人がいますが、本当に海外に行きたいと思っているのなら……自分で作れば問題なし!
むしろ、若いうちに旅をしないと後悔するかもしれません。
事実、死ぬ前に後悔していることをインタビューした本などを読んでいると、旅をしなかったことを後悔している人も多いです。
人はいつか死ぬからこそ、やりたいことをやるべき!
若い若くないはあまり関係ないですが、やりたいことをやらずにいる人はいつか必ず人生のどこかで後悔することになります。
旅をしたいなら今すぐに準備して旅立ちましょう!
……時間がないしさぁ。
……お金がないしさぁ。
そうやって言い訳を探している時間は無駄。
本当に行きたいなら後先なんて考えなくて良い。
失敗したら全部若気の至りのせいにしてしまえば良いさ。
でもきっとどんな旅でも大成功に終わるはず。
さぁ、若者よ……旅に出ろ!
若いうちに海外旅行をした方が良い理由
海外旅行は若いうちに……もう耳たこ状態だよ!
それでも僕は若者にもっと旅をしてもらいたい。
僕の拙い言葉で伝えても伝えきれないほど、若い時にこそ旅をしておいた方が良い理由は数えきれないほどあるのです。
僕自身、20代前半から海外旅行をするようになり、今では世界各国を旅して良かったと思える毎日を送っています。
訪れた国はそこまで多くないですが、臆病者の僕にとっては胸がパンパンに膨らんでしまうほど海外は刺激に満ちています。
ここからは若いうちに海外旅行をした方が良い理由について紹介するので、迷っている人はすぐ荷物をまとめてください。
考えるよりも心の声に従うのが気持ちの良い人生ってもんです!
1.体力があるから
若いうちに旅をすべき理由……それは体力!
個人的にはこの要素が本当に大きいと思います。
海外旅行は思っている以上に疲れるもので、若かろうが歳をとっていようが疲労困憊でへとへとになってしまうほど。
往路はドキドキワクワクしていて元気いっぱいですが、復路はもう屍のようにぐったり……まるでゾンビですよ!笑
慣れない飛行機での移動やホテルの滞在、言葉の壁や文化の違いなどなど、身体の疲労だけではなく心の疲労も襲ってくる。
僕は絶景を見るために旅をしているため、時には絶景と絶景をはしごしてしまって疲労感が土石流のように流れ込んでくることも!
どのような旅にするかで違ってくるのですが、海外旅行では何をしていても疲れが徐々に溜まってきてしまいます。
ただでさえ慣れていない外国に行くと、普段の何十倍も何百枚も何千倍も体力を使ってしまうことになるはずです。
だからこそ、若い時にこそ旅をすべきだと思います。
2.時間を作れるから
若い頃はある程度時間を作りやすいです。
確かに老後の方が自由に時間を作れるのは事実で、リタイア後であれば年中有給休暇を取得しているようなもの。
ただ、逆に若い時だからこそ休みも作れます。
学生なら夏休みや冬休みなどの大型連休や長期休暇があり、大学生ともなると春休みも2ヶ月~3ヶ月ほどありますよね。
……それは海外旅行をするには十分すぎるほど!
事実、大学時代に世界一周したりする人もいる他、バックパッカーとしてアメリカやヨーロッパを旅する人もいます。
学生は休学という方法もあるくらいで、中には旅行とは違うものの留学やワーキングホリデーで海外を訪れる人もいるくらい。
社会人でも有給休暇がある他にゴールデンウィークやお盆、シルバーウィークや年末年始、お正月などなど……時間は無限にある!
働き方改革が進む職場も多く、近年はむしろ自分で自由に時間を作って旅を楽しむ人も増えているくらいです。
仕事であればなかなか休めない人もいますが、大型連休や長期休暇などを活用すれば時間を作ることも難しくはありません。
3.健康だから
人によって健康かどうかは異なるものの、歳をとればとるほど病気や怪我になるリスクも次第に高くなっていきます。
いつまでも健康でいられれば良いのですが、残念ながら体調を崩してしまうことも多く、とても旅ができる状態にない人もいます。
夢半ばのまま訪れてみたかった国や行ってみたかった地域への片道切符を失うというのは、何とも悲しいことではないでしょうか?
海外旅行は健康ではないとできません。
多少の無茶ができるのも若いうちだけ。
病院で寝たきりになったり入院生活になったりしてしまえば、夢だった海外旅行も行けなくなってしまうわけです。
僕にもいつかそんな生活が待っているかも。
それなら元気なうちに旅に出るしかありません!
健康なうちに旅に出れば観光でもたっぷりと歩き回れるし、朝も昼も夜もたっぷりとバカンスを満喫できちゃいます。
やってみたかったバンジージャンプやスカイダイビングに挑戦しても良いし、ゲテモノを食べてみても良いでしょうね。
歳をとってからでもできなくはないけれど、できるなら若いうちに!
4.好奇心が旺盛だから
生きていると好奇心は枯れていきます。
常に好奇心を持って挑戦できる人もいることはいますが、年齢を重ねるごとに物事に興味を持てなくなるのが人の老化というもの。
若い頃はどんなことでも興味を持って挑戦できるものですが、歳をとるとそもそも何かをするというエネルギーも不足気味に!
生涯現役のバリバリなお年寄りもいますが、それは稀な例であり多くの人は老化とともに興味を失ってしまうことが多いです。
若い頃であれば多少は無鉄砲なところもあるかもしれませんが、それでも好きなことに対して次々と好奇心が溢れてくるはず。
これも人によって違ってくるのですが、個人的には好奇心も若さに比例するのではないかなと思います。
「世界遺産のグランドキャニオンで感動に浸りたい」
「ウユニ塩湖で鏡張りの絶景に酔いしれたい」
「誰も見たことがない秘境を冒険したい」
……誰にでも心の奥底にそんな好奇心があるはず!
そういう好奇心にただただ身を任せて、無垢な猫のようにあっちこっち行けるのも若いからこそなのではないでしょうか。
旅に出るなら好奇心が枯れてしまわないうちに!
5.自分の生き方と向き合えるから
若い頃は人生に悩むことも多いですよね。
特に20代~30代は「人生このままで良いのかな」なんて考えることも多く、将来に漠然とした恐怖を抱くなんてこともあります。
……いやはや僕のことなんですけどね!笑
単なる海外旅行で人生と向き合うなんて言えば大袈裟ですが、世界一周やバックパッカーを経験した若者の中には自分と向き合う時間になったという人もいるくらいです。
旅の中で自分を変えるなんてのはきっと難しい。
でも、旅には人生のヒントが散らばっている!
若いうちに旅をして世界中にいる人々の生き方に触れると、日本での生き方だけが正解ではないと思えるかもしれません。
無限の可能性がある人生の中で、若いうちから自分の進むべき道を狭めてしまうのは本当にもったいないです。
日本の常識は海外では常識ではありません。
自分が本当に望む生き方と向き合い、理想の生き方を見つける時間にできるのなら、海外旅行をする意味も大いにあるはずです。
未熟であればあるほど旅をしておくべき!
6.世界の狭さと広さを知れるから
世界は想像を超えるほど狭くて広いです。
思っているよりもずっとずっと狭くて広い。
先が見えない空や海の先には別の世界が広がっていて、手を伸ばせば届きそうな……いや届いてしまうくらいの狭くて広い世界!
その世界を知るということはとても大切です。
あなたの周りには世界に対して強い偏見を持っていて、たまに極端なくらいに偏ったものの考え方をする人はいませんか?
人生を勝ち組や負け組でしか考えられない人や正解や不正解、白や黒でしか考えられない人たち……見ていてとても息苦しい!
偏った考え方をする人ほど苦しんでいるのかもしれません。
特に若者は「受験に失敗したから自殺しよう」なんて人もいるし、「仕事でミスしたから人生終わり」なんて人もいます。
深夜2時~3時まで働かされるブラック会社にこき使われ、人生どん底に落ちた僕もそんな風に考えていた時期があります。
でも考え方が狭いままだと広い世界で迷子になる。
だからこそ世界の狭さと広さを知ることが大切!
旅をすれば日本での常識なんて何の役にも立たないことがわかるし、本当の意味で自分にとっての答えが見えてくるはずです。
濁り曇った目で見る世界はきっととっっっっっても狭い!
若い頃にそんな極端な考え方になってしまわないよう、知らない世界を旅してもっともっと世界のことを知ってもらいたいです。
もちろん、旅だけではわからないこともたくさんありますが、旅が教えてくれることもたくさんありますよ。
7.視野が広がるから
海外旅行で出会う人々は面白い人ばかり。
無償でボランティアする人もいれば、外国人と結婚して現地で暮らす人もいれば、日本の暮らしが嫌になって逃げる人もいる。
現地の人の中にも面白い人は数えきれないくらいいます。
若いうちに旅をすると視野が広がるはず。
日本にいるだけでは決して見えてこないことが、海外にいると見えてくることもあり……それが人生の指標になることも!
実際に海外の生活を見てボランティアをしようと思う人もいるし、国際恋愛する人もいるし、海外移住してしまう人もいます。
それは視野が広くないと見えてこない世界!
旅行をするだけで物事の見方が大きく変わることはなくても、海外で刺激を受けて人生観や価値観、世界観が変わってしまう人も。
目の前のことだけ見つめることも大切ですが、視野を広げることで世界をもっともっと多角的に多面的に見るべきです。
8.友達が増えるから
若い頃にできた友達は一生の友達。
僕は友達がそこまで多いとは言えないですが、この先の人生でもずっと一緒に思い出を作っていきたい友達がいます。
小学校や中学校、高校、大学でできた友達はもちろんですが、旅をするようになってから増えた旅仲間や旅友も大切な人たち。
学生の頃の友達は同年代の人が多いですが、旅をしてからできた友達は年齢も性別もバラバラで色鮮やかな十人十色!
若い頃にできた友達は財産になる。
お金なんかの資産よりもずっと大切な財産。
困った時や悩んだ時、そこで出会った友達が一緒にこの先の人生も歩いてくれると思うだけで心強いのではないでしょうか?
インターネットが普及して、SNSでも簡単に繋がれるようになった時代だからこそ、気の合う仲間が増えるのもまた旅の魅力!
年齢を重ねてからよりも若い頃の方が友達も作りやすいので、若いうちにどんどん交流の輪を広げましょう。
9.他人と違う人生を送れるから
他人と似たような人生も悪くありません。
かつての日本では会社に勤めて家庭を持ち、子供を育てて学校に通わせ、定年を迎えて老後を過ごすというのが当たり前でした。
ただ、それもたかが戦後の数十年のこと。
誰もが同じ人生を送ることなど到底不可能なのに、日本は高度経済成長を体験してしまったものだから、その型にはめたがる。
「大学に進学しろ」だの「大企業に就職しろ」だの「結婚して子育てしろ」だの……黙れぇぇいぃぃ!
そもそも人生を型にはめることなんて無理。
むしろ大学に進学して大企業に就職し、結婚して子育てして一生同じ仕事をするなんてスーパーマンくらいにしかできない芸当!
それこそ選ばれた人しかできない生き方です。
僕の場合は当たり前のことすらできないスペック激低人間なので、むしろ人と同じように生きるということができません。
仕事だってライターやってブロガーやってフォトグラファーも目指していて、昔の人からすれば……お前は一体何者なんだ状態!
でもそれで良いんです。
人と違う人生で良いんです。
世界を旅するようになってからは人と違う人生を送る自分が誇らしいし、この先も自分だけの生き方を貫くつもりです。
誰に取って代わられる人生なんて嫌だ!
今までは人と同じように生きようとして、それでも人と同じようにできなくて毎日悶々とした日々を送っていました。
でも、今は自分にしか歩めない道を歩くのみ。
人と違う人生だからこそ面白いんです。
10.楽しいから
もうこれが答えなのかもしれません。
若いうちに旅をすべき理由は……楽しいから!
ただただ旅をすることは楽しいです。
僕はこんなに楽しい趣味、他にないと思います。
若い頃に一生涯楽しむことのできる趣味を見つけられたというのは、もしかしたらとても幸せなことなのかもしれません。
映画やゲーム、漫画やアニメ、カメラなどなど僕にはやりたいことが溢れて止まらないのですが、その中でも海外旅行はまた別格!
若いうちに旅をすればその楽しさに気づけるはず。
楽しさを求めることこそ旅の原動力。
若さでそのエンジンを磨き、ただただ前に進め!
若いうちなら行き先はどこでも良い
若いうちは海外旅行に行けるチャンスもあまりないため、行き先に迷ってしまうということもあるのではないでしょうか?
結論から先に言えば行き先はどこでも良いです。
それこそ自分が迷って決めた場所なら、きっとどこに行っても後悔することなんて……たまにあったりはしますけどね!笑
それでも行き先なんてどうでもいいです。
大切なのは若いうちに旅に出て、自分の足で歩いてみること。
もちろん、中には「ちょっと海外に行っただけで世界を知った気になるな」と言ってくる人もいるとは思います。
でもそんな言葉に耳を貸す必要はありません。
行きたいところがあるのなら若いうちに。
熱い好奇心があるのなら熱いうちに。
心臓が真っ赤に燃えている今しかない!
例えば、数年後や数十年後、自分が行きたいと思った場所がなくなっているなんてこともあるかもしれません。
その頃には行きたいと思う気持ちも冷めているかも。
だからこそ、僕は行きたいと思った瞬間に行くべきだと思います。
行き先はどこでも良いので、まずは自分が行ってみたいところをピックアップして、ただただ好奇心に任せて飛び立ちましょう。
若さがあれば大抵のことは大丈夫さ。
まとめ
海外旅行をするのに遅いも早いもありません。
老後の楽しみに残しておくのもそれはそれでOK。
ただ、個人的には若いうちに旅をした方が良いと思います。
人生の酸いも甘いも体験してから回るのも良いですが、未熟でつるつるな自分だからこそ揉んでもらってはいかがでしょうか?
荒削りでも良いので、旅をする楽しみをもっと多くの若者に知ってもらいたいです。
ここで紹介した若いうちに海外旅行した方が良い理由を参考に、ぜひ熱いハートを燃やし尽くしましょう!